国文祭公式記録ウェブブック
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富士の国やまなし国文祭提案事業112Yamanashi Kokubunsai 南アルプス市加賀美に伝わる「瓦づくり」の伝統文化と、現在は郷土伝統工芸品として存在する「甲州鬼面瓦」をより多くの方に楽しみながら認知してもらうため、例年人が集まる十日市祭典で、「甲州鬼面瓦」と同じ土で作られた「かわらけ」を「通し鬼」と称した巨大鬼瓦の口にめがけてなげる「かわらけ投げ」を実施しました。 また、当日のイベントだけでなく、「かわらけ」を参加者自身で制作し、瓦の素材である土に実際に触れることで、「瓦」をより身近に感じていただく制作体験も実施しました。 イベント開催の2日間は、十日市祭典効果もあり多くの来場者がありました。「かわらけ投げ」企画への参加者は、当初の予想(500人)を上回る596人でした。イベント終了後も「通し鬼」を設置したままにしておいたところ「かわらけ投げ」を行いたいという希望が多くあったため、継続的に実施することにしました。 今後、この日本古来の遊びである「かわらけ投げ」と山梨の伝統工芸品「甲州鬼面瓦」を使った「通し鬼」というイベントを継続的に実施することで、当地域の伝統文化・産業を多くの方々に楽しみながら知ってもらう新たな名物、文化として根付いていくと思います。かわらけ制作体験 (期 間)平成24年12月11日(火)~平成25年1月20日(日) (参加者)87人かわらけ投げイベント (日 時)平成25年2月10日(日)   午前9時から午後5時      平成25年2月11日(月・祝) 午前9時から午後4時 (参加者)596人文化庁、山梨県、山梨県教育委員会、若草まちおこし協同組合、第28回国民文化祭山梨県実行委員会十日市in瓦会館まつり“通し鬼”で十日市の復活を■ 開催日/平成25年2月10日(日)~2月11日(月・祝) ■ 開催場所/若草瓦会館■ 開催趣旨・状況■ まとめ■ 主催■ プログラム ライブを通して富士吉田に伝承されている徐福伝説や護良親王に関することを多くの世代に知っていただくため音楽を手段としたイベントを開催しました。また徐福に関しては日本全国の徐福会の会員の方々に集まっていただき徐福でまちおこしと題してパネルディスカッションを行いました。また世界遺産に登録された富士山を歌うオリジナル曲も歌うライブを行いました。 子供からお年寄の地域の方々をはじめ、富士山に関するライブでは多くの観光客の方々にも富士山のオリジナル曲をきいていただきました。 徐福伝説のライブに関しては山梨日日新聞やNHK、地元のケーブルTVで特集を組むなど市民の関心は高く、今後も発展が期待されるイベントとなりました。護良親王に関してのライブも同様で、世界遺産に登録された富士山を歌うライブも多くのお客様で賑わいました。 今回やまなし国文祭というイベントで徐福、護良親王、富士山に関するライブのイベントを開催させていただいたおかげで市民の関心も高く毎年開催していくイベントにしていきたいと感じています。富士山徐福クラブバンド・二胡の風 他によるライブ演奏「富士山と徐福」講演会  講師 土橋寿先生全国徐福会パネルディスカッション「徐福でまちおこし」徐福に関する展示物 徐福絵画展(明見小児童の作品)文化庁、山梨県、山梨県教育委員会、富士五湖アコースティックギタークラブ、第28回国民文化祭山梨県実行委員会ライブをとおして地域の伝統文化・富士山を中心とした自然のありがたさを感じる■ 開催日/平成25年2月9日(土)、5月5日(日・祝)、8月14日(水) ■ 開催場所/明見湖公園はす池体験工房、小室浅間神社、道の駅富士吉田■ 開催趣旨・状況■ まとめ■ 主催■ プログラム

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