国文祭公式記録ウェブブック
112/340

富士の国やまなし国文祭提案事業110Yamanashi Kokubunsai1.趣旨 「富士の国やまなし国文祭提案事業」は、個人や団体から事業提案を広く募集し、採択した提案を提案者自ら会期中に実施してもらうことで県民参加を図るとともに、国民文化祭をより充実させ盛り上げることを目的として実施した事業です。提案事業は、内容により下記の2つに分類されます。・一般部門国民文化祭を契機に新たに取り組もうとする事業、又は既存事業を更に充実させ実施する事業が対象・チャレンジ部門自由で斬新な発想を生かし、新たな文化の創造に繋がるような挑戦的な事業が対象2.実施状況 一次募集及び二次募集を経て採択された一般部門31事業、チャレンジ部門10事業の計41事業が県内各所で実施されました。どの事業についても提案者を中心に熱心に取組み、県主催事業や市町村主催事業にはないユニークなイベントが開催されました。 富士の国やまなし国文祭開幕後、1月27日に最初のイベントとなった甲州弁による創作劇「甲斐レジスタンス」が盛況のうちに開催され、これを皮切りに、冬、春、夏、秋と四季を通じて、様々なジャンルの音楽や美術展示、方言を取り入れた朗読や創作劇、出演者公募型による大道芸やコンサート、途絶えていた地域の伝統を復活させた祭りなど、多彩なテーマを持った山梨ならではの提案事業が実施されました。 また、会期中、複数回に渡り実施したイベントや、出演者を公募しワークショップを重ねて人材の育成を図りながらステージを行ったイベントなど、事前準備から力を入れ、長期に渡り取り組んでいただいたイベントも数多くありました。残念ながら思うように集客に結びつかなかったイベントもありますが、みな真剣に取組み、内容的にたいへんに充実したイベントを実現していただいたものと感じています。 国民文化祭を契機に継続していきたいという提案者も多く、山梨県における文化活動の活性化に繋がっていくものと期待しています。文化庁、山梨県、山梨県教育委員会、各事業実施者、第28回国民文化祭山梨県実行委員会富士の国やまなし国文祭提案事業■ 開催日/平成25年1月27日(日)~11月15日(金)■ 開催場所/県内各所■ 開催趣旨・状況■ まとめ■ 主催

元のページ  ../index.html#112

このブックを見る