国文祭公式記録ウェブブック
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008Yamanashi Kokubunsai前山梨県議会議長浅 川 力 三 初春のこの佳き日に、待ちに待った第28回国民文化祭・やまなし2013、「富士の国やまなし国文祭」が、大勢の皆様ご出席のもと、このように盛大に開幕を迎えましたことを、心からお慶び申し上げます。 本日の開幕を迎えるにあたり、多大なご尽力とご支援を賜りました、文化庁をはじめ、各市町村や、各種団体など、大勢のご関係の皆様に対し、厚く御礼申し上げる次第であります。 心配されました、中央自動車道笹子トンネルの事故の影響につきましても、先般、2月下旬を目途に完全復旧を目指すとの報道がされたところであり、安堵しているところであります。 さて、本日開幕いたしました「富士の国やまなし国文祭」は、全国で初めてとなる通年開催であります。富士山をはじめ、八ヶ岳や南アルプスなど、雄大な山々と豊かな自然環境の中で育まれてきた本県独自の文化に触れていただきながら、通年開催のメリットを存分に活かして、四季折々の本県の魅力をご堪能いただけますよう、ご期待しているところであります。 本日から11月10日まで303日間にわたり、山梨県が一つのステージとなり、様々な文化活動の発表、競演、交流が行われます。お子様からご高齢の方まで、県内外から大勢の皆様にご参加をいただき、本県の文化の風を感じ取っていただくとともに、文化活動への参加の気運の高まりや、新たな芸術文化の創造に貢献できるような、未来へつながる国民文化祭となりますよう、心から願っております。 また、通年開催となりますことから、季節ごとにお越しいただく中で、「山梨ならではのおもてなしの心」にも触れていただきながら、文化の祭典をお楽しみいただきたいと存じます。 なお、本年6月には、富士山の世界文化遺産登録につきまして、ユネスコから発表がされるものと確信しているところであり、国民文化祭の成功に向け、必ずや追い風となるものと大いに期待しております。 県議会といたしましても、国民文化祭の開催を契機といたしまして、本県の文化水準のなお一層の向上と、文化の裾野の更なる拡大に向け、全力で取り組んで参る所存であります。皆様方におかれましても、特段のご理解とお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。 結びに、「富士の国やまなし国文祭」のご成功と、お集まりの皆様方の益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げ、私のお祝いの挨拶とさせていただきます。主催者挨拶歓迎の辞第28回国民文化祭山梨県実行委員会会長山梨県知事横 内 正 明冬のステージオープニングイベント 開幕式典 本日ここに、長い間にわたり準備して参りました第28回国民文化祭・やまなし2013「富士の国やまなし国文祭」が、いよいよ開幕を迎えましたことは、山梨県民すべての喜びであり、誇りとするところであります。 富士の国やまなし国文祭は、県内外の多くの皆様に山梨の祭りや伝統芸能はもとより四季折々の豊かな自然に触れ、本県の魅力を満喫していただけるよう全国で初めて通年で開催することとしたものであります。 11月までの約300日にわたる会期の間、季節ごとにテーマを設け県内の全市町村を会場として、100近い多種多彩な文化イベントを繰り広げることとしております。 また、本年6月には、富士山の世界文化遺産登録の可否が決定されるほか、12月には全国障害者芸術・文化祭が開催されることとなっており、本年は「山梨文化年」とでも呼ぶべき、文化の香りに満ちた年になるのではないかと感じているところであります。 私は、山梨は、大変、文化豊かな県であるものと思っております。例えば、国宝及び重要文化財の数は人口当たり全国で8番目であり、また、博物館、美術館等の施設は人口当たり全国で2番目、図書館については全国1番ということであります。 昨年11月に開館した新県立図書館は、予想を大幅に上回る御利用をいただいており、また、館内での文化イベントへも、大勢の県民の皆様からの参加希望をいただいております。 このように文化資源が豊かで、文化に対する関心が高い県でありますから、県民の皆様には、是非とも国民文化祭に積極的に御参加いただき、本県文化の魅力を再認識するとともに、こうした貴重な機会をきっかけとして、県民を挙げて本県の文化力を更に高める機会にしたいと思っております。 会期中は、県外から出演者あるいは観覧者として大勢の方々が訪れます。御来県いただいた方々が、山梨の自然や歴史文化に触れ、あるいは、県民の皆様と触れ合うことにより、「また訪れたい」と感じていただけるよう、県民を挙げて「おもてなしの心」で温かくお迎えしたいと考えております。 結びに、富士の国やまなし国文祭の開催に多大な御支援と御協力をいただきました文化庁、各種芸術文化団体、市町村を始め多くの関係者の皆様に心からお礼を申し上げますとともに、これから1年近くにわたり開催される全国初の試みの成功に向け、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げ、開幕の挨拶といたします。

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