男女共同参画啓発パンフレット「Brush up!-私らしく生きるために-」
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1. この仕事に就いたきっかけは? 最初に興味を持ったのは、高校一年生のときに友人に誘われて「一日看護師体」に参加したことです。当時は男性でも看護師ができることを知らず衝撃を受けました。その後、自己の進路を考える上で、人と関わる仕事がしたいと思い、看護学校への進学を決めました。 2. 女性が多い仕事(職場)で、不安などはありませんでしたか? 看護学校時代から性がい環境だったので、職場にきてからは、それほど抵抗はなかったです。ただ、学生時代は性のい環境になれるまで少し緊張していたような気がします。勤務先はすでに男性の先輩がいたこともあり、精神的にも楽でした。 3. 男性だから困ったこと、苦労したことは? 業務の中では性患者のトイレの介助や着替えや入の介助時に患者さんが抵抗を感じてしまうため、忙しいときでも性スタッフの手を借りなければならず、患者さんに迅速に対応できないことです。(もちろん逆のパターンもあるのでお互い様なのですが) 4. 充実している、楽しい、この仕事についてよかったと思うことは? 勤もあり、勤務が不定期な上、人間相手の仕事なので仕事としてはな部分もいですが、いろんな患者さんと出会う中で一人の人間として学ぶこともく、一緒に退院後の生について考えたり、リハビリを一緒に行ったりすることにやりがいを感じます。担当していた患者さんが無事に退院していくを見ることが特に嬉しく感じます。 5. 今後の目標は? 他の疾患について勉強して、よりいろいろな視点で患者さんを理解できるようになり、看護研究へ参加して自分のキャリアアップにつなげていけたらと思っています。 6. 高校生へのメッセージを! 今はやメディアの影響もあり、以前に比べて男間での職業選択の差は埋まってきているように感じます。性別の違いはあっても、お互いにカバーしあうことでより良い方向に進むように感じます。「男性だから」「性だから」といった先入観を持たず、いろいろな目線で物事を見るようにしていってください。いろいろな事に関心を持って、自分の本当にやりたいことを見つけていってください。 山梨大学医学部附属病院(看護師) 5階東病棟 山本浩夢さん あんなこと・・ こんなこと・・
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