山梨県のひみつ(デジタルブック版)
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30まめちしき僕ぼく、歴れき史し漫まん画がが大だい好すきで、遺い跡せきとかにすごく興きょう味みがあったんです!でもそういうのって京きょう都とや奈な良らの話はなしかと思おもっていたから…。山やま梨なし県けんにもあるって知しって嬉うれしくて!そうですか。それは良よかった!山やま梨なし県けんは縄じょう文もん時じ代だいの遺い跡せきが多おおいのが特とく徴ちょうなんです。ここでは旧きゅう石せっ器き時じ代だいから、縄じょう文もん、弥や生よい時じ代だいと、時じ代だいごとの遺い物ぶつを見みることができますよ。どうぞ、こちらへ。わあ。広ひろーい。ここには殿との林ばやし遺い跡せきと一いちの沢さわ遺い跡せきなどから出でた、国くにの重じゅう要よう文ぶん化か財ざいに指し定ていされている土ど器きがあってな、その土ど器きは模も様ようも曲きょく線せんも絶ぜつ妙みょうでうっとりするぞ。うわあ、これなに?面おも白しろい!竪たて穴あな住じゅう居きょを復ふく元げんしたものです。火ひを焚たいて料りょう理りをしているところですね。竪たて穴あな住じゅう居きょとは、地じ面めんに四し角かく形けいまたは円えん形けいに穴あなを掘ほって中ちゅう央おうにいろりをつくり、周しゅう囲いに柱はしらを立たてて屋や根ねを草くさでおおった住じゅう居きょのことである。

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