山梨県のひみつ（デジタルブック版）

115/144

103まめちしき富ふ士じ山さんの価か値ちを表あらわすものは、富ふ士じ山さんそのものだけではありません。周しゅう囲いにある神じん社じゃや登と山ざん道どうなどの25の構こう成せい資し産さんも、同おなじく世せ界かい文ぶん化か遺い産さんに登とう録ろくされています。代だい表ひょう的てきな3つを紹しょう介かいするよ。25の構こう成せい資し産さんも、世せ界かい文ぶん化か遺い産さんなんだよ南みなみ都つ留る郡ぐん忍おし野の村むら忍しぼ草くさ　 0555-84-4221南みなみ都つ留る郡ぐん富ふ士じ河かわ口ぐち湖こ町まち河かわ口ぐち1　 0555-76-7186富ふ士じ吉よし田だ市し上かみ吉よし田だ3-14-8　 0555-22-1101開かい館かん時じ間かん／9：30〜17：00（入にゅう館かんは16：30まで）休きゅう館かん日び／火か曜よう日び（祝しゅく日じつを除のぞく）、祝しゅく日じつの翌よく日じつ（日にち曜よう・祝しゅく日じつを除のぞく）、年ねん末まつ年ねん始し（GW、7・8月がつは無む休きゅう）観かん覧らん料りょう／小しょう中ちゅう高こう生せい50円えん施し設せつデータ施し設せつデータ施し設せつデータ自し ぜん然編へん信しん　こう仰編へん信しん　こう仰編へん富ふ士じ山さんの周まわりにある8つの池いけで、かつて富ふ士じ講こうはこの池いけを全ぜん部ぶ回まわって禊みそぎをしてから登と山ざんをしました。池いけの大おおきさも場ば所しょもさまざまなので、8つすべてを回まわってみると面おも白しろいかもしれません。864（貞じょう観がん6）年ねんの大だい噴ふん火かをきっかけに、富ふ士じ山さんをしずめるために建たてられ、以い後ご、登と山ざん者しゃの玄げん関かん口ぐちとなりました。境けい内だいには「河かわ口ぐち浅あさ間ま神じん社じゃの七なな本ほん杉すぎ」と呼よばれている7本ほんの杉すぎの木きがそびえ立たち、おごそかな雰ふん囲い気きをつくります。春はると夏なつには、地ち区くの小しょう学がく生せいの女おんなの子こが「河かわ口ぐちの稚ち児ごの舞まい」と呼よばれる舞まいを奉ほう納のうします。江え戸ど時じ代だい、富ふ士じ山さんを信しん仰こうする組そ織しきである富ふ士じ講こうの世せ話わをしたのが、御お師しです。御お師し住じゅう宅たくは、風ふ呂ろ場ばや食しょく事じ、寝ねる場ば所しょを提てい供きょうしました。御お師し住じゅう宅たくのひとつである旧きゅう外と川がわ家け住じゅう宅たくには当とう時じの御お師しの家いえのつくりが残のこっており、富ふ士じ講こうの白しろ装しょう束ぞくなども展てん示じしてあります。ガイドが常じょう駐ちゅうしているので、くわしい解かい説せつを聞きくこともできます。それぞれの池いけには、語かたり継つがれてきた伝でん説せつや民みん話わ、和わ歌かが残のこっています。立たて看かん板ばんに書かかれているので見みてみましょう。忍おし野の八はっ海かい河かわ口ぐち浅あさ間ま神じん社じゃ御お師し住じゅう宅たく（旧きゅう外と川がわ家け住じゅう宅たく）❶❷河かわ口ぐち浅あさ間ま神じん社じゃの七なな本ほん杉すぎ富ふ士じ講こうの様よう子す河かわ口ぐちの稚ち児ごの舞まい富ふ士じ講こうの白しろ装しょう束ぞく写真提供：山梨県立博物館、山梨県立富士山世界遺産センター、富士河口湖町教育委員会、ふじさんミュージアム、忍野村役場、山梨県庁※観覧料は2017年1月現在。浅間（せんげん　あさま）神じん社じゃでまつられているのは木この花はな開さく耶や姫ひめという女じょ性せいの神かみさまである。第だい6章しょう　アメリカから友ともだちがやってきた