ふるさと山梨-小学校版-(デジタルブック版)
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52弥や生よい時代古こ墳ふん時代飛あすか鳥時代2300年前ごろ〜1700年前ごろ〜 弥やよい生時代には稲作が広がり,水田の跡あとからは木で作られた農具が発見されています。また,土ど器きの形や模も様よう,作り方も変わってきました。 甲か斐い銚ちょう子し塚づか古こ墳ふんは,今から約やく1600年前に造つくられたお墓はかです。この古墳は全長が169mもあり,造られた当時は東日本最さい大だい級きゅうの前ぜん方ぽう後こう円えん墳ふんの一つでした。県内各地には様さま々ざまな形や大きさの古墳があります。古墳には武ぶ器きや鏡かがみ,埴はにわ輪などがおさめられていました。●稲いな作さくが広がった山梨●大きなお墓はかがつくられた山梨甲斐銚子塚古墳は,日本で一番大きな大おお阪さか府ふの大だい仙せん古墳と形がそっくりなんだって。大阪と遠く離はなれた山梨にどうして同じ形の古墳があるのかな?石いし包ほう丁ちょう東ひがし山やま北きた遺い跡せき(甲こう府ふ市し)甲か斐い銚ちょうし子塚づか古こ墳ふん (甲府市)弥やよい生土器金かねの尾お遺跡(甲か斐い市し)短たん甲こう(よろい)〈複ふく製せい〉大おお丸まる山やま古墳(甲府市)六ろく鈴れい鏡きょう※大おお塚つか古墳(市いち川かわ三み郷さと町ちょう)円えん筒とう埴輪・壺つぼ形がた埴輪甲斐銚子塚古墳(甲府市)※この出土品は,原品:市川三郷町教育委員会蔵 複製:山梨県立考古博物館蔵。その他の出土品は,山梨県立考古博物館にあります。

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