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水素でスイスイ走る水素燃料電池は暮らしを変えるか?  IISATOYUKNOR懸命に志す県民インタビュー未来を水素を使った燃料電池の開発に挑み続けている技術者がいる。身近な製品を世に出そうと、電動アシスト自転車の開発も手がけた。その挑戦が規制の壁にぶつかっても、立ち止まることはない。小型発電機の開発、そして将来の水素社会を見据えた次の世代への技術の継承。気がつけば、水素と付き合い始めて8年が経とうとしている。[連載]日邦プレシジョン株式会社専務執行役員佐藤幸徳小型の燃料電池を積んだ自転車が、スイスイと走る。ペダルをこぐ足に力を込めた瞬間、モーターがすっとアシストする。この燃料電池電動アシスト自転車の試作機が完成披露されたのは、2021年だった。山梨大学と山梨県など産学官が連携して2018年から始まった水素エネルギー・燃料電池の社会実装プロジェクト「(エフシーファイン)プロジェクト」の成果だ。100ワットの燃料電池を積んだこの試作機の開発に携わったのが、日邦FCyFINEプレシジョン株式会社(PNP)の佐藤幸徳さんだ。「中学校の先生には、『考えすぎて行動が遅い』とよく叱られていました」と佐藤さんは少年時代を振り返る。自然豊かな武川村(現北杜市)の生まれだが、なぜか電山梨県と山梨大学は2016年度に水素・燃料電池産業技術人材養成講座を開設。水素・燃料電池関連産業への参入に必要な専門知識とものづくりを体系的に学べる場となっている。これまでの10年間で207名(85団体)が修了し、修了企業を中心に関連産業への参入が広がっている。2024年度には事業化コースを開設し、企業の事業化に向けた企画提案書の作成などより実践的な講座も開設している。2020,24山梨県・山梨大学開講の「水素・燃料電池産業技術人材養成講座」受講1956北杜市(旧北巨摩郡武川村)に生まれる1974峡北高校(現北杜高校)卒業、山梨大学工学部電気工学科進学1986日邦プレシジョン株式会社入社2018FCyFINEプロジェクトに参画し、燃料電池及び燃料電池電動アシスト自転車の開発に着手日邦プレシジョン社が描く「未来の水素社会」のイラスト(同社提供)開発中の中型燃料電池発電機。赤色の高圧水素容器から水素を注入して発電する18

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