fureai.vol89
7/24

ムの乗り場を直結することで、リニア駅は観光客にとってまさに「富士山の玄関口」となります。富士山の動脈をつなぐ電気・通信、そして富士トラム富士山の新たな「玄関口」が着工に活用されていないこと。世界文化遺産の核となる「信仰の対象・芸術の源泉」という価値が、来訪者へ十分に伝わりきれていないこと︱︱。県はいま、神社や店舗、登山者など、それぞれの立場が持つ課題や希望をヒアリングしながら、関係者とともに改善に向けた検討を進めています。通り過ぎるだけの場所ではなく、足を止め、富士山の神聖さや美しさを感じられる五合目へ。立場や世代を超えた対話の中から、新しい風景が形づくられようとしています。五合目の機能を高め、より魅力ある拠点とするためには、電気・五合目には現在も電気が引かれておらず、麓から運び上げた重油や軽油による自家発電でまかなっているのが実情。通信環境も不安定で、登山者の救護や安全確保に不安が残ります。そこで県が検討しているのが、通信インフラの充実が必要です。五合目まで電線と光ファイバーを通す方法です。今年度は、費用と工期を見定める基本設計が進められています。整備が実現すれば、その恩恵は多方面に広がります。商業施設や救護所の生活用電源として活用できるだけでなく、重油や軽油に頼らない発電は環境負荷の低減につながることも期待されます。通信網の整備は、防災情報の伝達や救助の迅速化にも大きく寄与するでしょう。この計画を財政面で支えるのが、導入が検討されている次世代ゴムタイヤで走り、電車とバス双方のメリットを併せ持つこの新しい乗り物により、運賃収入を通してインフラ整備費を長期的に回収することが可能となります。ダイヤ、車両、採算性を盛り込んだ運行基本計画を現在作成中。富士山見据えています。モビリティ「富士トラム」です。のオーバーツーリズムの解消と防災・環境対策だけでなく、将来的にはリニア中央新幹線との接続もそのリニア中央新幹線・山梨県駅(仮称)は今年3月、起工式が行われ、いよいよ着工します。完成予定は2031年末。富士トラ電気・通信の整備、次世代モビ     ま確かに脈打ち始めています。リティの導入、そして麓とつながるリニア中央新幹線︱︱。富士山を未来へつなぐ新たな動脈が、いリニア中央新幹線ふれあいふれあいふれあいData SIO, NOAA, U.S. Navy, NGA, GEBCOAirbusData Japan Hydrographic AssociationData LDEO-Columbia, NSF, NOAALandsat / Copernicus2026 SUMMER2026 SUMMER2026 SUMMERvol.89vol.89vol.89Google Earth777

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る