ふれあい86
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「放課後カフェラボ」は、イオンモール甲府昭和と、JR身延線・常永駅から徒歩5分の「妙福寺」の2カ所で開かれます。学習や交 「放課後カフェラボ」には、運営を支援する団体や、大学生ボランティアが常駐します。近藤さんは 「放課後カフェラボ」はモデル事業です。2カ所の運営で得た知見や成果を、県内の市町村に共有し、県は今後、県全域で〝中高生が安心して過ごせる居場所づくり〟を広めていく考えです。クします」と話していました。流ができるスペース、Wi-Fi設備、スマートフォンによる動画撮影コーナーが設置され、県内在住の中高生は無料で利用することができます。中高生自身が運営や企画に関わり、子ども自身がどんな場所にしたいかを考えながら利用の仕方やルールをつくります。こども食堂「寺GO飯」な   ソーシャルテンプル代表で妙どを運営する一般社団法人「ソーシャルテンプル」が運営を担い、さまざまなコミュニティづくりをする「ブリコルーズ合同会社」が企画・教育設計面について子どもをサポートしていきます。福寺僧侶の近藤玄純さんは「全国的に子どもの居場所をつくる政策はありますが、そこに〝学び〟を付与するのは珍しい試みです。単なる遊び場ではなく、子どもたちの成長につなげる〝中高生のためのキッザニア〟のような体験ができる場所を目指したい」と話しています。「中高生が年上の人とフラットに意見交換ができることも『放課後カフェラボ』だからこそ。家庭や学校では話しにくい思春期の悩みを気軽に相談してほしいですね」と話しています。ワークショップの最後に、それぞれのチームがつくった「放課後カフェラボ」のロゴを発表しました。一般社団法人ソーシャルテンプル代表で妙福寺僧侶の近藤玄純さん。日頃からこども食堂の運営などを通して子どもたちとコミュニケーションをとっています。「こんなデザインがいいんじゃない?」とAIアプリでつくったロゴを見ながら話し合う学生たち。その様子を近藤さんはそっと見守っていました。[問い合わせ先] こども福祉課 TEL 055-223-1459 FAX 055-223-1509※開催場所と日時は県のホームページから確認できます17

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