ブランド価値向上GX推進山梨のブランド価値向上に向けてクリエイティブプロデューサー委嘱水素キャラクターを披露脱炭素社会の実現に向けて新たな組織を設立"いま"をお届けするやまなし県政ニュース0102YAMANAIPOLICY NEWSSH長崎知事(前段左から5人目)とコンソーシアムを構成するメンバーそれぞれが持つ知恵と力を結集します。中小企業のGXを支援する専門人材の育成や企業の個別ニーズに応じた支援を行っていきます。地域の脱炭素化と県内経済の活性化の両立を目指していきます。リーントランスフォーメーション(GX)の取グり組みを県内中小企業で進めてもらうことを目指し、県は4月17日、金融機関や商工団体、設備工事業団体をメンバーとした、やまなしGX推進コンソーシアムを設立しました。 GXとは化石燃料をできるだけ使わず、クリーンなエネルギーを使っていく社会や経済に変えていくための取り組みのことです。 これまで中小企業では、資金や人材、情報不足などが原因でGXが進んでいませんでした。関係団体の人材やノウハウ不足などにより中小企業への支援が難しいことも要因となっています。 今回、新たに設立した組織は、関係団体が連携し、 県は、今後コンソーシアムを中心にGXを加速させ、は、山梨のブランド価値向上や県政の認知向上県に向けた助言などを行う「山梨県クリエイティブプロデューサー」に、県内在住のデザイナー中野シロウさんを委嘱しました。 中野さんは、これまで日清チキンラーメンの「ひよこちゃん」などのキャラクターデザインや企業の商品プロデュースを数多く手掛けています。 4月10日にあった委嘱式では、水素エネルギー分野のトップランナーである本県の取り組みを発信するシンボルとして、中野さんが考案した水素キャラクターが披露されました。中野さんは「このキャラクターがたくさんの方に長く愛され、山梨の水素技術が世界中に普及していくことを期待しています」と述べました。今後、米倉山次世代エネルギーPR施設「きらっと」(甲府市)などで幅広く活用していく予定です。 委嘱式で長崎知事は「中野さんのお力を借りながら、山梨県をもっと面白く、もっと魅力的な場所にしていきたい」とあいさつしました。披露された水素キャラクター披露された水素キャラクター「水素のスイチョ」「水素のスイチョ」© YAMANASHI/nakanogumi© YAMANASHI/nakanogumi長崎知事(左)と委嘱状を手にする中野さん22
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