ふれあいvol.84
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広がる交流の輪「世界基準」でリードする山梨へ世界で始まったグリーン水素の議論山梨県は、米米倉倉山山((甲甲府府市市))のの大大規模太陽光発電や水力発電を活用したグリーン水素*の製造で、国内をリードする存在となっています。しかし、国内市場だけにとどまらず、水素技術を軸に世界へと目を向け始めています。目指すのは、「グリーン水素といえば山梨」という確固たるグリーン水素は、国際的にも議論が始まったばかりの新しい分野です。何をもって水素社会と呼ぶのか、その定義や基準など、ルールづくりはこれからの課題です。山梨県は、この分野で世界をけん引する存在となるべく、まずは人材交流から取り組みを始めました。米の水素関連事業の連携・協働のほか、経済成長が見込まれるインドの中でも最大の人口を有し、多くの大学がとの幅広い分野における相互交流の促進など、国際的なネットワークを着実に広げています。*再生可能エネルギーを使い、製造過程でCO²を一切出さずに造られた水素のこと。究極のクリーンエネルギーといわれています。ニア州のシリコンバレーのように、世界中からハイテク企業や人材が集まる一大拠点となることを目指しています。自然豊かなリゾート地と首都圏機能を融合させた地域の実現に向けて活動する「富士五湖自然首都圏フォーラム」(本部・山梨県)が主催する国際水素コンソーシアムには、すでにカリフォルニア州が参加。今後はインドをはじめ、さらに多くの国々との連携を目指しています。この取り組みは技術交流にとどまりません。観光や教育など、幅広い分野術が、世界との架け橋となっているのです。急激な気候変動が世界的な課題となる中、クリーンエネルギーとして注目を集める水素。山梨県は、その水素技術を通じて、世界との新たな関係づくりを始めています。立立地地すするるウウッッタタルル・・ププララデデーーシシュュ州州国国カカリリフフォォルルニニアア州州のの先先進進的的団団体体とと待待さされれてていいまますす。。山山梨梨のの持持つつ水水素素技技ででのの国国際際交交流流へへとと発発展展すするるここととがが期期    ポポジジシショョンンのの確確立立。。米米国国カカリリフフォォルル[問い合わせ先](自然首都圏)富士五湖自然首都圏グループ TEL 055-223-1387 FAX 055-223-1320       (国際交流)国際戦略グループ TEL 055-223-1435 FAX 055-223-1320水素の製造や利活用に取り組むカリフォルニア州の団体Renewables100と協力関係を合意ウッタル・プラデーシュ州の政府関係者と意見交換をする長崎知事グリーン水素先進拠点となっている米倉山の施設14特 集4水素を通じた世界との関係づくり

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