ふれあいvol.83
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深澤直人さん柴田文江さん林千晶さん2024年11月、県立美術館附属「山梨デザインセンター」を山梨県は、社会課題の解決や地域の活性化につながる新たな拠点として、防災新館2階に開設しました。(多摩美術大学副学長)(多摩美術大学教授)デザインの力で日本を元気にする。山梨デザインセンター始動デザインセンターでは、多摩美術大学美術学部統合デザイン学科の永井一史教授をチーフデザインオフィサー(CDO)にお招きし、3名のデザインディレクターと共に、山梨のあらゆる資源をデザインで結び付け、新しい価値を生み出していきます。センター設立の目的は、デザインの力を活用して県の政策立案や地域資源の価値向上を図ることです。ここでいう「デザイン」とは単に美しい形にするだけでなく「誰のために」「何のためにするのか」を徹底的に考え、目的達成に向けて計画を立て、実行に移すプロセス全体のことを指します。山梨県はデザイン思考を取り入れることで、県民の皆さんが本当に必要としているものは何か、どうすれば使いやすくなるかという視点から、政策やサービスを考えます。また、地域が持つ資源や産業技     す。さらに、デザイナーやクリエイ術、人材を効果的に組み合わせ、これまで以上に価値を高めていきまターのネットワークづくりの拠点として機能させながら、県民の皆さんも巻き込んで新たな価値が次々と生まれる場を目指します。暮らしをより良くする山梨県の「デザイン」に、どうぞご期待ください。永井CDOと共に、センターのデザインディレクターに就任するのは次の3名です。それぞれの専門性を生かし、山梨県のデザイン振興を支援していただきます。山梨県出身で世界的プロダクトデザイナーの山梨県出身で世界的プロダクトデザイナーの地域の価値創造に実績を持つデザインセンターの詳細はこちら16

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