ふれあいvol82
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農み業よ、はうじかめな!?て「あれ、とれない!」「傷付けそうで怖い」枝にしっかりくっついたモモはそう簡単にとれません。参加者たちが悪戦苦闘してようやく一個もいだところで、「これを毎日2t収穫しています」と五味さん。実際にやってみると農業の大変さが分かります。その後、就農7年目の若手社員からも話を聞き、見学は終了。昼休憩後、二つ目の見学場所へ向かいます。スイートコーン(3ha)とブロッコリー(0・9ha)を生産している相原雄飛さん。埼玉県から、北杜市に「地域おこし協力隊」として移住し、その後富士河口湖町に農地を得て就農7年目です。7~9月上旬までは朝2時からスイートコーンを収穫し、10時までに出荷します。ド「富士山やさい」はレストランやホテルからの注文が多く、販路拡大のチャ新規就農者には果樹が人気ですが、富士北麓地域で作られる地域野菜ブランンスがあります。相原さんは「販路や収穫量など、悩みがあれば農協などと協力して解決できます。まずは自分がどんな農業をやりたいかしっかり考えることが大切」と言います。スイートコーンは樽型が美味しい形。根元を持って、押し下げるようにもぎ        取ります。「ひとり1本お土産にしてください」と嬉しいサプライズに、参加者たちは葉が生い茂る畑の中に分け入って姿が見えなくなります。大きなスイートコーンを収穫できたという30代夫婦は、「都内で会社員をしていますが、いつか農業をしてみたい。初めての農業体験でしたが、少し夢に近づいたかな」と笑顔でバスに戻りました。参加者の1人は「農業を仕事にするビジョンが明確になった」と感想を話していました。リアルな現場に行ってみなければ分からない、“農業の苦労や情熱”を実感するツアーでした。 PM 1 :3 0 富士河口湖町のスイートコーン畑に到着 PM 2 :00  スイートコーンの収穫体験P M 4 :30 甲府駅で解散山梨県ではどんな農業をしているのかな?ホームページだけじゃない。座談会やバスツアーで生の声を聞けます就農の悩みはさまざま。農地、技術研修、資金など幅広い相談に応じています!自分はどんな農業に向いているのかな?農家や農業法人のほか、県立農林大学校で短期間から体験できます安定した生産には技術研修が必要農家や県立農林大学校、農業法人などで栽培技術を学べます計画、農地、機械、資金など準備するものはたくさん計画の作成や事業の活用などお手伝いします収入が安定するまで数年技術や経営指導など経営を軌道に乗せる支援を行います就農支援の詳細はこちら情報収集就農相談農業体験技術習得就農準備経営開始[問い合わせ先]担い手・農地対策課TEL 055-223-1621 FAX 055-223-16049まずはこちらにご相談ください!ワンストップ相談窓口(オンライン相談も可)県就農支援センター TEL 055-223-5747農業をはじめる方を全力で応援します!

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