ふれあいvol76
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た。 この報告を受けて県は、今年度から アクティブクラスは、小学校の全ての学年で担任に加えて教員を配置し、一つの授業を複数人で担当することによって児童の指導をきめ細かくできるようにする仕組みです。25導が可能となります。 これまで、アクティブクラスに配置される教員の勤務時間は午前中のみとなっていました。そのため、午後の指導や業務は学級担任1人で行うことになり、児童一人一人に向き合う時間が限られてしまうなどの課題がありました。務も可能とする運用への改善が求められる」と示したことを踏まえ、県ました。学級の推進が望まれる」と示しまし3年生に、来年度から4年生に25人学級を導入する方針を決定しました。人学級と同様、教員1人が受け持つ人数が少なく、子どもへの手厚い指 検討委員会が報告書に「午後の勤は午後も教員を配置できるようにしが欠かせません。1クラス当たりの教員志望者を増やすため、動画投稿学校での勤務経験がない人や過去に教職に就いていてしばらく現場から県内の学校や子どもの様子を紹介しの掘り起こしを進めています。 他にも、県内公立小学校の教員を目に取り組んでいます。子どもを少なくすると学級が増え、その分、担任する教員が必要となるからです。 そこで県は、教員確保に向けたさまざまな取り組みを展開しています。アプリTikTokにショートムービーを投稿し、若い世代に向けて教員の魅力を発信しています。 また、教員免許を保有しているが離れている人(ペーパーティーチャー)を対象に研修会を開催し、たり個別相談に応じたりして、人材指す人を対象に奨学金の返還を支援する制度を設けるなど、多様な施策ティックトック員を続けたい」と思う人を増やしていくことも重要です。そこで県は、たりといった、教員という職業自体きます。 その一つが給与水準の見直しです。どの業務を行っていますが、経験年数から、正規教員に比べて低額な給料り、非正規の職員約800人のうち、動の地域移行に向けた新たなガイドラインを示したことを踏まえ、休日体などが運営する「地域クラブ活動」 こうした取り組みによって教職の育を着実に進めていきます。設定となっている場合がありました。 県は今年度、この上限年数を8年か約400人の処遇が改善されました。 二つ目が中学校における部活動の地域移行です。昨年12月に国が部活の部活動をスポーツクラブや競技団へ段階的に移行させていきます。魅力を高め人材を確保し、少人数教ら15年に引き上げました。これによ【問い合わせ先】 義務教育課 TEL 055-223-1755 FAX 055-223-1759 25人学級の推進には、教員の確保 教員の確保は「教員になりたい」「教処遇を改善したり働き方改革を進めの魅力を高める取り組みを進めてい非正規の教員は、正規で採用された教員と同様に学級担任や教科担当なに応じた給料の加算に上限があること子どもの成長を身近で感じることができるそして子どもの笑顔をそばで見守ることができるアクティブクラスも拡充TikTokや研修会などあらゆる手法で教員を確保教員を魅力ある職業に7ペーパーティーチャー研修会で実施された個別相談には多くの方が参加25人学級を3年生に拡大県の公式TikTokアカウント「先生のミリョク」で公開している動画

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