ふれあいvol76
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 昨年入学した第1期生は9人で入学後初めて林業に触れた学生もいく学生生活を送っています。ここで技術を身に付け、さらに高度な内容を学ぶ意欲も旺盛です。2年次には森林組合や会社でのインターンシッ技術を習得していきます。す。高校で林業を学んだ学生もいれば、商業科や工業科、普通科出身で、ます。少人数ならではのアットホームな雰囲気が漂う中、みんなで楽し築いた人間関係も良い学びにつながっていると感じます。私たち講師も感心するほどの知識やプなどに臨み、より実践的な知識と 1年間共に学んだ今、9人全員が※先進林業実習2行増えました。【問い合わせ先】 専門学校山梨県立農林大学校 森林学科 TEL 0556-42-7080 FAX 0556-22-8002 大消費地である東京圏に近く、木の種類が豊富な山梨の林業の可能性は広がっています。卒業後は、個人士川キャンパス」として、県内林業としての活躍はもちろん「チーム富をけん引する人材に成長してくれることを、大いに期待しています。未来を創る若い力に期待チェーンソーでヒノキを伐採する藤本さん 自然が好きな私は、高校で林業を学ぶ中で、より専門的な知識や技術を身に付けたいと思い、森林学科に進学しました。森林の中で身体を動かし学ぶ日々はとても充実しています。 林業は自然を相手にする仕事なので、安全確保と丁寧な作業を意識しながら実習に臨んでいます。授業で安全に効率良く作業ができる高性能林業機械を使った木材生産を学びました。このような先進技術を活用した新しい林業にも挑戦しようと考えています。 将来は、チェーンソーや高性能林業機械を使って木材を生産する県内の林業関係の会社で活躍したいと思っています。2年次も現場で生かせる知識や技術をしっかりと習得し、山梨の林業に貢献できる人になっていきたいです。丸太を切る作業「玉切り」の説明を受ける小澤さん 中学生の頃から将来は林業や農業に携わろうと考えていましたが、経営や情報通信技術などの知識も必要になると思い、商業高校に進みました。2年生の時、県内に森林学科ができると聞いて入学を決めました。 この1年、初めて経験することばかりでした。8人の同級生と絆を深めながら講義や実習に取り組み、多くの資格を取得してきました。「基本的な知識や技術が身に付いてきているな」と成長を感じる場面も増え、達成感あふれる毎日を過ごしています。 卒業後は経営や情報通信技術などの知識と伐採などの技術の両方を生かせる森林組合で働いて、山梨の森林資源のより良い活用につながる仕事をしたいと考えています。13高性能林業機械を活用した新しい林業にも挑戦したい初めて経験することばかり日々成長を実感しています開講1周年 農林大学校森林学科素材生産実習林業機械実習先進的な取り組みを進める現場を体験森林学科第1期生藤本 千太さん実習で林業機械を操作シミュレーターを使い高性能林業機械の操作技術を習得森林学科第1期生小澤 直弘さん

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