ふれあいvol76
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 森林学科の修学期間は2年間で、士川町)内にあります。学生はここで林業に必要となる知識と技術を基を持つ、私を含めた3人の県職員で教授など、各分野の専門家も講師に業機械の操作技術や情報通信技術を活用したスマート林業といった最先 授業時間全体の約6割を実習が占キャンパスは県の森林総合研究所(富礎から学んでいきます。主に指導に当たるのは、林業普及指導員の資格す。第一線で活躍する技術者や大学加わり、現場で導入が進む高性能林端の林業も学ぶことができます。めるのが大きな特徴です。キャンパスに隣接する86ヘクタールの実習林 令和5年4月に開講1周年を迎えた専門学校山梨県立農林大学校森林学科。ここでは、現場の即戦力となり、県内の林業をけん引する、高度な知識や技術を備えた人材を育成しています。 県内の森林組合や林業関係の会社の協力を得て、下草刈りや木材生産合板工場や木材市場も見学します。生産から流通に至るさまざまな段階を県内外で体感しながら、現場に近い学習を積み重ねていきます。のほか、県内各地の県有林や民有林で、植栽や伐採などに必要な技術を磨き、チェーンソーや林業機械の操作といった、現場で求められるさまざまな資格を取得していきます。などの現場を経験するほか、製材・開講1周年農林大学校森林学科実践的な知識と技術を多くの現場で身に付ける森林学科第1期生の皆さんと講師を務める県職員(農林大学校富士川キャンパス) 12木材流通実習県内外で木材生産の取り組みを視察農林大学校 森林学科山岸 稔専任講師

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