ふれあいvol.73
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 令和3年6月に開催した「知事とを知り、今後の施策に生かすため、 参加者からは、ヤングケアラーにが必要、関係者が連携して対応する語るやまなしづくり」では、ヤングケアラーが置かれている現状と課題子どもや家庭の支援者と意見交換を行いました。ついて地域や子どもが理解する機会ことが必要、相談できる場所があることを子どもに周知することが必要、などの意見が出されました。子どもや家庭の支援者と意見を交わす長崎知事 また、学校関係者や福祉関係など態を把握するため、全国で初めて、生までを対象とした調査を実施しました。その結果、世話をしている家族がいると答えた子どもが、およそりました。この数がヤングケアラーそのうち毎日世話をしている子どもはおよそ3人に1人、世話をしているために、やりたいことができないことがある子どもがおよそ4人に1人いることが明らかになりました。そして自分がヤングケアラーに該当すると答えた子どもはおよそ66人にラーだと自覚していない可能性も見えてきました。象とした調査も実施し、その結果から、ヤングケアラーといっても、背景には親の障害や病気、祖父母の介護、幼いきょうだいの面倒など、さまざまな要因があることが分かりました。 7 県ではまず、ヤングケアラーの実県内全ての小学6年生から高校3年に該当するかもしれない子どもです。1人の割合で、本人がヤングケアで子どもや家庭の支援を行う方を対ヤングケアラーについて知事と意見を交換全国初の全数調査ヤングケアラーの実態を把握16人に1人の割合でいることが分かその他2.2%無回答0.9%わからない12.8%週3〜5回12.1%週1〜2回12.6%無回答1.0%(複数回答)宿題や勉強をする時間が取れない睡眠時間が十分に取れない友人と遊ぶ時間がない自分の時間が取れない山梨県「ヤングケアラーの実態に関する調査(令和3年9月)」聞いたことがありよく知っている15.3%聞いたことはあるがよく知らない19.9%5.9%5.6%6.2%9.6%約3人に1人無回答36.5%月に数日8.7%あてはまらない84.8%約66人に1人約16人に1人「いない」37,174人92.7%約4人に1人特にない・無回答73.5%世話をしている頻度ほぼ毎日28.0%自分が「ヤングケアラー」に該当するか世話をしている家族が「いる」2,437人6.1%世話をしているために、やりたいけれどできていないことできていないことがある26.5%ヤングケアラーの認知度聞いたことはない63.8%ヤングケアラー支援を推進「いる」と回答した児童生徒あてはまる1.5%

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