ふれあいvol.73
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 ファナック株式会社(忍野村)の創業者である故稲葉清右衛門名誉会長に県は「名誉県民」の称号を贈りました。 名誉県民は、社会の発展に卓絶した功績があり、県民が誇りとしてひとしく敬愛する者に贈る称号で、大村智北里大学特別栄誉教授に続き、2人目となります。 ファナック株式会社はロボットをはじめとする事業の展開により、世界の工場の自動化に貢献しており、本県のみならず、日本を代表する企業です。稲葉名誉会長は、社長時代に本県への本社移転や工場建設を行い、これ以後、地域経済と県政の発展に大きく貢献されました。今年は同社が創立50周年を迎えることから、これに合わせて贈呈することとしました。 5月に行われた顕彰式では、稲葉名誉会長の長男である“今”をお届けする情報ページやまなし県政ニュース稲葉善治代表取締役会長に名誉県民章などが手渡されました。 長崎知事は「稲葉名誉会長は、ファナック社を世界的企業に育て上げるとともに、事業活動を通じて、地域経済の発展や県財政に絶大な貢献をされました。まさに、社会の発展に卓絶した功績があり、私たち県民の誇りです」とたたえました。 稲葉代表取締役会長は「名誉会長に対し、栄えある『名誉県民』の称号をいただき御礼申し上げます。ファナックの役員・社員はこの名誉に恥じぬよう、社業の発展と地域への貢献にこれからも全力を尽くします」とあいさつしました。 今回の贈呈を記念した特別展示を、来年3月までの間、山梨近代人物館で行っています。稲葉名誉会長の功績の一端を知ることができますので、ぜひご覧ください(入館無料)。22名誉県民顕彰式。左から桜本県議会議長、稲葉代表取締役会長、長崎知事顕彰式で贈呈された名誉県民章山梨近代人物館で開催している名誉県民顕彰特別展示NEWS「名誉県民」の称号をここから下の段は広告です。広告の内容については、広告主にお問い合わせください。ファナック株式会社の故稲葉清右衛門名誉会長に贈呈

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