ふれあいvol.73
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ダンスに関わる仕事への第一歩としてイノベーションキャンプに参加夢に向かって挑戦できる喜び 小学生の頃からヒップホップダンスを続けてきは言葉を超えるコミュニケーション手段になると実感したこともあります」 笹井さんのダンスに対する想いは深く、将来はす。「大学3年生になり、進路を具体的に考える中で、ダンスに関わる仕事をするにはどうしたらよだ具体的な内容は決まっていませんでしたが、こと思い、参加することに決めました」 Mt.Fujiイノベーションキャンプは、県が民間団体などと協力して開催しているビジネスプる専門家による指導や助言を受けながら、実現したという笹井ののさん。「ダンスは私の生活になくてはならないものです。海外の人と一緒に踊った時には、言葉が通じなくても仲良くなれ、ダンスダンスに関わる仕事がしたいと考えていたそうでいのか悩んでいました。そこで大学の教授に相談したところ、Mt.Fujiイノベーションキャンプへの参加を勧めてくれました。その段階ではまのキャンプで何かヒントをつかめるかもしれないランコンテストです。事業に挑戦してみたいと思っている未経験者向けの「スタート」部門やすでに始めている事業の拡大を目指す「アクセル」部門などに分かれています。さまざまな業界で活躍す 3日間にわたったキャンプの最終日に、コンテズ『踊るっシュ』がスタート部門で第1位に選ば 「ダンスに関わる仕事を目指すという挑戦を後押た型がなく、人によって踊り方が違うためシューを形にするにはこの先も研究が必要ですが、自分の作ったシューズを履いたダンサーがオリンピッ笑顔で話してくれました。たいビジネスプランを一緒に練り、磨き上げていきます。 キャンプ本番前に行なわれるプレイベントに参加した笹井さんは、ストリートダンス専用のシューズがないことに気付きました。「専門家と相談する中で、2024年パリオリンピックの追加種目になる、ストリートダンス専用のシューズを作りたいという目標ができました。そこでキャンプ本番前に靴の工場を訪れてみました。職人さんにいろいろ教えてもらいながら実際に靴を作ってみたことで、あったらいいなと思えるシューズのイメージが湧き、事業化に向けた具体的なビジネスプランが作れたと思います」ストが行われ、笹井さんの考えたダンス専用シューれました。ししてくれた教授やこのキャンプにとても感謝しています。ストリートダンスは同じ技でも決まっズに求められている機能はさまざまです。それらクなど世界の舞台で活躍する未来を夢見て、これからも挑戦を続けていきます」と決意を新たに、21イノキャンダンスをする笹井さんMt.Fujiイノベーションキャンプ2022[開催日]9月23日(金・祝)〜9月25日(日)[応募期間]1次募集:〜7月1日(金)18:00      2次募集:7月8日(金)〜8月10日(水)18:00※1次募集で定員に達した部門の2次募集は行いませんキャンプ本番前に作った靴詳しくは笹井 ののさん山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科4年生。ストリートダンス専用シューズの制作、起業を目指して 「Mt.Fujiイノベーションキャンプ2021」に参加。

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