ふれあいvol.73
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8/2203/14/20〜5/14緊急事態措置最大21人/週最大159人/週最大30人/週最大2364人/週 山梨県内で初めて感染者が確認されたのは令和2年3月6日。当時は感染者が出ること自体が大きなニュースになりました。4月に入り緊急事態宣言が全国に発令されると、山梨県でも外出自粛要請や事業者への休業要請などが行われ、県民の生活にも影響が生じ始めました。 その後もこのウイルスは変異を繰り返し、新たな変異株が生まれるごとに感染の規模は大きくなっていきました。特にデルタ株による「第5波」では、それまでにない速さで感染者が増えたことから、病院や宿泊療養施設の使用率は上がり、保健所などの業務も逼迫しました。本県に初めてまん延防止等重点措置が適用され、営業時間の短縮や休業の要請が行われたのもこの頃です。 令和4年に入るとオミクロン株による「第6波」が県内を襲い、この5月に県内の累計感染者数は3万人を超えました。しかし、連日100人を超える感染者が発生しても、日常生活は続き人々は平穏を保っています。2年にわたる闘いを経て、私たちの社会は感染症に対する強靱さを手に入れましたが、いまだ感染終息の兆しは見えず、今後もウイルスとの共存が求められるでしょう。これまでの取り組みで得た経験や知恵を武器に、新型コロナウイルスと私たちとの闘いは続いていきます。10(人)25003/6県内で初めて感染者を確認令和2(2020)年2000150010005004/15/16/17/18/19/110/111/112/11/12/13/14/15/16/17/18/19/110/111/112/11/18/20〜9/12まん延防止等重点措置8/6〜22臨時特別協力要請1/271日の新規感染者数1/5県内で初めてオミクロン株感染者を確認病床等使用率86.4%を記録1/23〜2/23臨時特別協力要請令和4(2022)年2/13/14/15/1第1波第2波第3波第5波第6波新規感染者数の推移(7日間累計)と県の臨時特別協力要請などひっぱく1/25〜2/7営業時間6/10〜20短縮協力要請臨時特別協力要請6/21県内で初めてデルタ株感染者を確認第4波最大220人/週令和3(2021)年439人を記録最大600人/週6月6日時点での情報を基に作成しています。きょうじん 新型コロナウイルス感染症との闘いが始まってからすでに3年目を迎えました。2年前の春、県民の間には感染に対する不安の声が広がり、客足が途絶えた街の明かりは消えかけてしまいました。何度も手が届きそうに思えたゴール、その度に揺り戻す感染の波。そのような中でも、生命と経済を守り抜こうとする取り組みが止まることはありませんでした。ここでは、山梨県がどのようにして感染症に対して強靱な社会(超感染症社会)を作り上げてきたのかを、重点的に取り組んだ3つの柱に沿って振り返ります。県内を何度も襲う感染の波新型コロナウイルスとの闘いを振り返る〜先手対応で課題に取り組み「超感染症社会」の実現へ〜

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