東京2020オリンピック・パラリンピックで見事な成績を収めた本県出身の4選手に、県は「県民栄誉賞」を贈呈しました。この賞は、県民に敬愛され、社会に明るい希望を与えて山梨県の名を高めた方の栄誉をたたえ顕彰するものです。昭和63年のカルガリーオリンピックスピードスケート競技において、出場した5種目すべてで当時の日本新記録を出し、入賞を果たした橋本聖子選手以来、33年ぶりの贈呈となりました。 贈呈式は選手ごとに行われ、長崎知事は「大会での健闘とそこに至るまでの努力に敬意を表します。活躍する姿は多くの県民に勇気や希望をもたらしました」とたたえ、県産材のヒノキで作られた表彰状や記念品を手渡しました。乙黒選手・平野選手文田選手・鈴木選手の4人に「県民栄誉賞」を贈呈【問い合わせ先】 政策企画グループ TEL 055-223-1301 FAX 055-223-1776 レスリング男子フリースタイル65キロ級で金メダルを獲得した笛吹市出身の乙黒拓斗選手は「素晴らしい賞をいただけてうれしいです。苦しい戦いでしたが、皆さんの応援のおかげで金メダルを取ることができました」と喜びを表しました。 卓球女子団体で銀メダルを獲得した中央市出身の平野美宇選手は「山梨の皆さんの応援が励みになり、そのおかげで楽しくプレーできました。感謝の気持ちを忘れずに、次のオリンピックでも良い報告ができるよう頑張っていきます」と笑顔で話しました。 レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級で銀メダルを獲得した韮崎市出身の文田健一郎選手、パラリンピック男子走り高跳びで3大会連続4位、6大会連続入賞を果たした山梨市出身の鈴木徹選手にも表彰状などが贈られました。東京パラリンピック男子走り高跳び T64（運動機能・義足）4位鈴木徹 選手競技を始めた頃から目標としていた賞でしたので、非常にうれしく思っております。今後はこの賞に恥じぬよう、競技活動だけでなく、スポーツ活動の普及や振興にも努めてまいります。東京オリンピックレスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級銀メダル文田健一郎 選手33年ぶりの受賞と聞き大変光栄で、身が引き締まる思いです。自分のレスリングを育んでくれた山梨への感謝の形として、このような結果を持ち帰ることができうれしいです。長崎知事から表彰状を贈られた乙黒選手贈呈式後に長崎知事とラリーをする平野選手選手たちに贈呈された、甲州切子や甲州印伝、郡内織物で制作された記念品のメダル16
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