ふれあいvol.70
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 新型コロナワクチンは、発症予防効果や重症化リスクを軽減させる効果が高いことが認められています。ワクチンは、新型コロナウイルス感染拡大を終息に向かわせる、唯一にして最大の有効策です。県では、県民の皆さんが、早期に安心して接種を受けられるような環境を整えています。引き続き必要とする県民のワクチン接種を加速させるよう、国や市町村、医療従事者、さらには地域や職場の皆さんと総力を結集して取り組んでいきます。9月6日時点での情報を基に作成しています。ワクチンについて正しく理解しましょう②ワクチン接種環境・整備の徹底 妊娠中に新型コロナウイルスに感染すると、特に妊娠後期は重症化しやすいとされています。また妊娠中の方への感染の多くはパートナーからの感染です。このことから市町村、医療機関の協力のもと、妊娠中の方とそのパートナーが早期にワクチンを接種できる体制を9月初めまでに整備しました。ぜひ多くの方にワクチンを接種していただきたいです。予約などについての詳細は、お住まいの市町村にお問い合わせください。 その他、就職活動や受験シーズンを控える高校3年生に対しても接種を進めるなど、必要とする方が迅速にワクチンを接種できるように環境を整えていきます。 接種について不安のある方は、かかりつけ医、または専門相談ダイヤルへお問い合わせください。ワクチンの疑問Q&A 妊娠中・授乳中のワクチン接種は国も推奨していたので、安心して接種を決めました。母乳から抗体が確認された例もあったことから、自分を守るだけでなく、直接接種できない赤ちゃんも守りたいと強く思いました。接種後には腕の痛みがありましたが、育児に支障なく過ごせました。赤ちゃんをコロナから守るために、多くのお母さんそしてお父さんに接種をしてもらいたいです。(20代女性/子育て中)Q.有効性は? A.2回のワクチン接種後、1~2週間で免疫ができます。特に重症化リスクを軽減させる効果が高く、発症予防にも高い効果があると報告されています。Q.副反応は? A.副反応は免疫がきちんとでき、体がウイルスと戦う準備をしている証拠です。接種後に副反応が出ても、ほとんどは一時的なもので、数日以内にやわらぎます。Q.変異株への効果は? A.一般的にウイルスは絶えず変異を起こしているため、小さな変異ではワクチンの効果はなくなりません。それぞれの変異株への有効性については、確認が進められています。Q.妊娠中・授乳中・妊娠計画中でもワクチン接種ができますか? A.接種することができます。ワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません。 ワクチン接種後に副反応が出たとしても、数日以内に回復する事は知っていたので、あまり不安はありませんでした。2回目の接種後、37.6度の熱が出ましたが、市販の解熱剤を服用し、1日安静にしていたら仕事に復帰できました。副反応は体がウイルスと戦う準備をするために起きるものなので、安心して多くの方にワクチンを接種してほしいです。(20代男性/医療従事者)体験談1体験談2妊娠中の方・高校3年生への接種を推進4

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