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 地域ブランドを国が保護する地理的表示(GI)制度で、平成25年のワインに続き、日本酒も「山梨」が指定されました。この制度では高い生産基準が求められるため、同一県が2つの酒類で指定を受けたのは、全国初の快挙です。 日本酒の「山梨」の特徴的な基準は、原料の水の採取地を6水系※に限定しており、これも全国で初めてのこと。名水の地、山梨ならではのこだわりです。山梨の日本酒は、柔らかで、透明感のある清らかな味わいを有しており、塩気を感じさせる料理と相性が良く、味わい深く楽しむことができます。国のお墨付き“GI YAMANASHI”のマークが、基準をクリアしたお酒の目印です。 指定を報告する会見で、県酒造協同組合の北原兵庫理事長は「山梨のみならず国内外に発信していきたい」と今後の決意を述べました。また、会見に同席した長崎知事は「本県の豊かな自然や地域資源を、酒蔵の高い技術で生かした努力が認められことを誇りに思う」と喜びを伝えました。 県の公式YouTubeチャンネル「山梨チャンネル」では、本県の魅力をPRする動画を制作・配信しています。今年度は、県内外の幅広い世代に県の魅力や情報を楽しみながら知っていただけるよう、吉本興業所属で本県にゆかりのあるお笑い芸人を中心に、「よしもと山梨動画応援隊」を結成しました。隊長には、人気コンビ「ニューヨーク」(嶋佐和也さんが富士吉田市出身)が就任。ほかにも「ダンビラムーチョ」や「世間知らズ」「ナイチンゲールダンス」など、山梨ゆかりの芸人が動画に出演します。 4月30日に県庁で行った発足会見では、隊長の二人がメッセージ動画で登場した後「ロバート」の馬場裕之さんらに任命状が授与されました。馬場さんは「山梨のさまざまな美味しい食材を使ったレシピ動画を作ります。僕の動画は笑いなしでいきますよ」などと話し、会場の笑いを誘いました。NEWS「よしもと山梨動画応援隊」結成!県の魅力を動画で発信“今”をお届けする情報ページやまなし県政ニュースNEWS地球温暖化の抑制に貢献する農産物などを認証します 県では、モモやブドウなどの果樹栽培で発生する剪定枝を炭化するなどして土壌中に貯留し、大気中への二酸化炭素放出を低減する取り組み「4パーミル・イニシアチブ」に、全国に先駆けて取り組んでいます。 これに賛同し行われる、炭素貯留効果があると県が認める取り組みや、生産された農産物などを認証する「やまなし4パーミル・イニシアチブ農産物等認証制度」を創設しました。全国をリードしながら脱炭素社会の実現に貢献するこの制度は、本県の農業の新たなブランド価値を高めるものとして期待されます。認証を受けた農産物には専用のロゴマークが使用できるNEWS全国初の快挙!日本酒とワイン、2つの地理的表示「山梨」指定GIの認定証を披露する出席者ら※南アルプス山麓、八ケ岳山麓、秩父山麓、富士北麓、 富士・御坂及び御坂北麓の6水系「よしもと山梨動画応援隊」を結成した吉本興業所属の芸人たちチャンネル登録をお願いします毎週金曜夕方に新作動画を公開!!ユーチューブせん てい17

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