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山梨県感染症対策センター始動 県内の感染症対策の司令塔となる「山梨県感染症対策センター」が4月1日に業務を開始。4月9日には、国内外の感染症専門家から情報や助言を得る「グローバル・アドバイザリー・ボード」の初会合を開き、PCR検査の拡充などについて意見が出されました。感染拡大防止を徹底するため検査対象を拡大 感染拡大防止に向けた先手対応として、変異株陽性となった方や高齢者施設・学校内での陽性者の濃厚接触者の家族(同居者を含む)も検査対象としました。さらに、高齢者・障害者施設の職員へは、ワクチン接種が済むまで定期的に検査を実施します。山梨県感染症対策センターを中心に先手対応で課題に取り組む 感染症対策の中核を担う山梨県感染症対策センター(山梨県CDC)が4月1日に始動し、超感染症社会の実現に向け、一元的で継続した感染症対策に取り組む体制が整いました。 喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症対策に関しては、感染力が強く、若年層も感染しやすいといわれている変異株や人の往来による県内感染者の増加に対し、早急に検査対象を拡大するなどの対応を取っています。 また、グリーン・ゾーン認証制度においても対策を強化し、感染拡大防止の徹底に努めています。療養者が利用できるベッドルーム富士河口湖町で新たな宿泊療養施設が稼働 宿泊療養施設は、新型コロナウイルスに感染された方のうち、軽症や無症状の方が宿泊して療養を行う施設です。北杜市の「ホテル若神楼」、甲府市の「東横イン甲府駅南口Ⅰ」に加え、新たに富士河口湖町の「東横イン富士河口湖大橋」を稼働させました。 療養者は、Wi-Fi(ワイファイ)が完備された部屋を1人で2部屋利用でき、食事のメニューも選択できるなど快適に過ごせます。施設には、看護師や生活支援スタッフが常駐しており、安心して療養できる環境になっています。・高齢者施設、 学校での陽性者・変異株陽性者濃厚接触者拡大拡大家族(同居者)高齢者・障害者施設の職員国内外の専門家とオンラインで開催したグローバル・アドバイザリー・ボードの初会合山梨県感染症対策センターの看板を設置する長崎知事(中央)、藤井総長(左)、小島感染症対策統轄官(右)12

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