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一人でも多くの皆さんのワクチン接種に向けて 県民の皆さんのワクチン接種を促進するために「あんしんやまなしワクチン接種県民運動」を展開しています。 2回のワクチン接種を完了した方には、協賛事業者から割引やポイント付与などの特典が進呈されます。また、引き続き、協賛や県民運動の広報にご協力いただける事業者や団体を募集しています。6月7日時点での情報を基に作成されています。 人の移動や新型コロナウイルス変異株の拡大が原因とみられる、感染者の増加傾向が続いています。感染症発症抑制の効果が期待されているワクチン接種は、完了した方が多数になれば、重症者や亡くなる方が減り、医療体制への負担が軽減されます。また、県民の日常生活や地域経済の再生にもつながります。山梨県感染症対策センターの藤井充総長に、多くの県民がワクチン接種を受ける必要性と副反応などについて伺いました。新型コロナウイルスワクチン接種県民が安心して接種できる環境を整備 新型コロナウイルスは変異株も出現し、誰がいつ感染してもおかしくない状況となっています。お年寄りや基礎疾患がある方など、これまで重症化リスクが高いと言われていた方以外であっても、重症化するケースが見られます。しかし、まだ特効薬がないため、ワクチンを接種し、免疫力や抵抗力を高めて感染を防ぐ以外に、今のところ手立てがありません。接種が進んでいる外国からは感染を防ぐ、重症化を防山梨県感染症対策センター(山梨県CDC)総長 藤井 充さんぐ、感染しても周りの人に感染を広げにくいとの報告があり、ワクチン接種が有効であると考えています。 持病やアレルギーがある方、妊婦の方などには、接種を受けても大丈夫なのか不安に思われる方や副反応を心配されている方も多いと思います。まず、かかりつけ医や県の新型コロナワクチン専門相談ダイヤルに連絡してください。十分に理解し、納得した上で、接種を受けていただきたいと思います。軽度の痛みや腫れ、微熱などの副反応は多くの方に出ますが、2〜3日で治まってきます。万が一、入院治療が必要な副反応が出た場合であっても、病院の確保などの医療体制は整っていますので、ご安心ください。 県民の皆さんに向けて、県ではホームページをはじめ、さまざまなメディアを通じて情報を提供しています。積極的に情報に触れて理解を深め、ワクチン接種に臨んでいただきたいです。接種後もマスクを着用するなど、引き続き感染防止の行動をお願いします。 変異株により若年層の感染が増え、また、家族や知人など、身近な人からの感染が大半を占めているのが現状です。若い世代の方々も、接種の順番が回ってきたら積極的に受けていただきたいです。ワクチン接種は、ご自身だけでなく、大切な人を守ることもでき、広く言えば社会を守ることにもつながります。ワクチン接種は感染を防ぐ重要な手立て自分だけでなく大切な人や社会を守ることにつながるあんしんやまなしワクチン接種県民運動事務局TEL.055-254-8696【問い合わせ先】10

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