fureaivol67
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への評価が高まっております。多くの飲食店や宿泊施設などのご理解のもと着実に広まっている「やまなしグリーン・ゾーン認証」は、感染症が猛威を振るう状況下にあって安心、信頼という新たな付加価値を本県の経済にもたらしています。 加えて、国内外の専門家から知見の提供を受けながら、感染症対策の中核を担う専門組織「山梨版CDC(仮称)」を4月に設立することとしており、感染拡大防止と経済活動を両立させながら前進する社会(超感染症社会)の実現に向けて前進していきます。 令和3年は、山梨に新しい誇りが生まれる年になるはずだと、確信しています。 コロナ禍にあっても「山梨が日本の先頭に踊り出る」ための取り組みに停滞は許されません。常に「先手対応」の心掛けで、数々の布石を打っております。 リニア中央新幹線の開業と同時に、山梨をチャンスと期待のあふれる場所にする、そのため、今年は本県の主要産業を高付加価値化する取り組みを本格化させます。 第一に、本県の主力産業である機械電子産業に、世界市場でさらなる成長が見込まれる医療機器関連分野への進出を促す「メディカル・デバイス・コリドー構想」は、専門支援組織の設置や静岡県との連携強化により昨年来、順調に拡大しております。これにより、本県の基幹産業の安定とさらなる成長が期待できます。 第二は、全世界で市場が急拡大している水素・燃料電池産業です。既に本県にはこの分野の研究機関が高度に集積しておりますが、来年には日本を代表する研究機関である技術研究組合FC-Cubicが東京・お台場から甲府市の米倉山に移転します。今年から同地で始まる、太陽光発電による水素製造の実証実験と併せて、いよいよ山梨が水素・燃料電池の研究開発において、日本の中心地となることでしょう。超感染症社会医療提供体制の強化感染者の早期発見早期治療感染拡大防止と経済活動の両立山梨版CDC(仮称)やまなしグリーン・ゾーン構想の推進産業の高付加価値化施設の感染防止対策が県の認証基準に適合しているか現地調査を行い、基準を満たした施設には「やまなしグリーン・ゾーン認証」マークを交付静岡県・川勝知事と医療健康産業に関する協定を締結(令和元年12月)水素・燃料電池の研究拠点となる米倉山のイメージ図「先手対応」で困難の中にも跳躍を山梨大学 等ものづくり企業医療機器メーカー、医療機器ディーラー商工会・商工会議所 等銀行、信金、信組政府系金融機関 等山梨県医師会山梨県民間病院協会山梨県官公立病院等協議会県外医療機関 等山梨県、MDC推進センター、産業支援機構、産業技術センター、JETRO 等メディカル・デバイス・コリドー構想金学官産医キュービック山梨県次世代エネルギーシステム研究開発ビレッジ(仮称)FC-Cubic棟研究開発棟P2Gシステム実証施設PR施設「ゆめソーラー館やまなし」知恵を結集し「コロナ後」の跳躍を誓う3

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