ふれあい特集号vol.65
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やまなしグリーン・ゾーン構想と経済を両立させ、前進し続けることができる超感染症社会への移行戦略としてやまなしグリーン・ゾーン構想を打ち出しました。 やまなしグリーン・ゾーン構想では、遠隔教育の実施、ICTを活用した遠隔診療、テレワークを実現するインフラ整備、ワーケーション等の働き方改革の促進など、感染拡大防止に向けた、新しい生活様式や経済活動を下支えする取り組みを進めます。特に喫緊の課題となっている経済活動について、感染症に強い事業環境づくりを後押しし、県内外の消費者の安心や信頼を獲得する認証制度(「やまなしグリーン・ゾーン認証制度」)を創設します。 この認証制度は、事業者自身が作る感染症予防のガイドラインが県の定める基準に沿ったものかどうかを確認の上、県が認証を与えるものです。さらに、利用者や消費者がその感染症対策への取り組みを評価できるようにすることで、利用者などの安心・信頼を得られるようになり、新たな付加価値を獲得できる仕組みです。 多くの消費者や生活者には、感染症に対する大きな不安が存在し続けており、他方で、事業者も自分の店で感染者が出ないかなどという不安と常に向き合っています。 この認証制度が、県民や来訪者の不安を取り除き、県内経済の再生につなげる超感染症社会移行へのエンジンとなるように取り組んでいきます。やまなしグリーン・ゾーン構想のスコープ感染拡大に備えた医療体制整備山梨全体で安心・信頼を提供可視化された安心を確認して利用できる感染が抑制され感染症リスクに対し安心な山梨【達成】□ 保健所の人的資源を拡充□ 行動歴などの調査を支援する  特別対策チームを設置疫学的調査□ 全国トップクラスの  PCR検査実施数PCR検査□ 感染拡大に備えた  対応力の向上病床の確保感染症に対して強靭な社会・経済の形成を目指す•遠隔教育の実施環境整備•ICTを利用した遠隔診療の推進•マスクなどの医療資材の確保•快適なテレワークを実現する インフラ整備•ワーケーション等の働き方改革の促進•本県への本社機能の誘致目指すところ● 県民の「新しい生活様式」の下支え取り組みへの支援(イメージ)● 感染症の拡大を防止する社会環境整備促進目指すところ● 山梨全体が県内外の消費者の「安心・信頼」という  価値を獲得し、県内経済の再生につなげる取り組みへの支援(イメージ)今後の取り組み着手済「やまなしグリーン・ゾーン認証制度」の創設~規制から支援へ~□利用者は各事業者の取り組みを評価□利用者は認証施設と対策内容を、QRコード付認証マークなどで判別(利用者の安心)□事業者が策定する感染症予防対策を、専門家委員会の意見による基準に基づき県が認証し、公表超感染症社会への脱皮を目指す県外・海外からの来訪者安心・信頼を担保する認証制度など(専門家などによる委員会)県[認証制度]感染症予防対策を安心として提供事業者[人の接点]感染予防の実践と評価県民[生活者]早期発見・早期治療による感染制御経済活動【取組中】【次なる段階】生活行動□ (仮称)疾病対策管理センター  (山梨版CDC)設立準備□ 宿泊療養施設の確保  (感染者のQOL向上)□ ICTを利用した  遠隔診療の推進□ 検査体制の更なる拡充6月8日時点での情報を基に作成されています。喫緊の課題新型コロナウイルス感染症に県民一丸となって立ち向かう3

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