ふれあい特集号vol.65
16/20

「電話詐欺等被害撲滅に関する条例」 2019年中の山梨県内における電話詐欺被害の総額は約1億1957万円。さらに金融機関やコンビニなどの声掛けにより被害を未然に防いだ額は約6700万円となっており、狙われているお金は高額で非常に深刻な状況です。詐欺被害は高齢者に多い傾向がありますが、近年、インターネットの有料サイトなどを名目にした架空料金請求詐欺により、若年層の被害も増えるなど、年齢層に関係なく詐欺被害に遭っているのが現状です。詐欺の電話は在宅人数が少ない午前中に、固定電話に番号非通知でかかってくるものが多い傾向にあります。着信番号が表示される電話機の場合は、出る前に必ず番号を確認し、知らない番号や番号非通知の電話には出ない、また電話詐欺被害の撲滅を!!みんなで守る 大切なお金家族地域 県内で、電話詐欺による被害が後を絶ちません。近年、だましの手口も巧妙かつ多様化しており、皆さんの大切なお金が狙われています。これを受け、電話詐欺による被害を撲滅することを目的として「電話詐欺等被害撲滅に関する条例」が制定されました。この機会に電話詐欺について知り、大切な財産を守りましょう。留守番電話の設定をしておくなど、常に警戒心を持つことが鉄則です。 家族や近隣の方々と、日頃からコミュニケーションをとって、詐欺への対応方法を考えたり、ささいなことも相談できる関係をつくったりしておくことも大切です。以前は、振り込みによって現金を奪う手口が多く見られましたが、最近は、犯人が家に現金やキャッシュカードを取りに来る手口が増えており、凶悪な犯行に及ぶ事例も発生するなど、非常に危険です。 電話でお金の話が出たら「詐欺」だと考えましょう。不審な電話がかかってきたら、「すぐに切る!切ったらすぐに110番!」してください。皆さんの心掛け一つで電話詐欺は未然に防げるのです。16

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る