ふれあい特集号vol.65
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 昨年10月、本県に接近した台風第19号は、県内20市町村に特別警報が発表されるほどの大雨による崖崩れなどを引き起こし、東京方面への交通網の遮断や、住宅被害といった大きな影響を県民の生活に及ぼしました。台風などによる水害や土砂災害の危険から生命や財産を守るためには、県民と行政が防災意識を共有し、防災対策に取り組むことが重要です。1 自宅がある場所の危険性を知る2 危険を知らせる情報を知る▲! 11ページで今すぐ確認を知って、備えて、早めに逃げる昨年10月の台風第19号により氾濫した秋山川(上野原市) 河川の堤防などの防災施設は、30年から100年に一度しか起こらない強さの大雨に耐えられるように整備されていますが、近年、全国各地でこの想定を上回る規模の大型台風や局地的豪雨による災害が頻発しています。このような、防災施設だけでは防ぎきれない大災害から生命や財産を守るためには、安全な場所へ避難するしか対策はありません。適時適切に避難するためには、日頃から正しい防災情報を知り、災害に備えておく必要があります。大雨などに見舞われたら、「自分は大丈夫」ではなく「自分は危ない」と意識し、そしていざという時には、ためらわずにすぐ避難してください。水害・土砂災害から身を守るために台風や豪雨への備えを10

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