ふれあい特集号vol.64
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13ふれあい 「県民一人ひとりが豊かさを実感できるやまなし」の実現に向け、総合計画に位置付けた事業を積極的に予算化した、令和2年度当初予算が成立しました。 未来への投資として、防災・減災対策や、教育・子育て環境の充実に関する事業を中心に「積極型予算」を編成する一方、有利な国の制度を最大限に活用し県負担を抑制するなど、財政の健全性の確保にも努めた内容となっています。1「検討段階」から「実行段階」へ 令和元年度6月補正予算において、検討を行うための経費を計上した事業について、着実に実行段階へ移行し、県民生活を向上させるための施策展開を本格化させます。令和2年度予算が成立「県民一人ひとりの豊かさ」の実現に向け「実行段階」に移行!予算のポイント令和2年度一般会計当初予算額2令和元年度に引き続き、積極型予算を編成 予算総額4,577億円から、人件費や公債費などの義務的な経費を除いた政策的経費は2,581億円、また、新規事業数は114事業です。いずれもこの10年間で令和元年度に次ぐ2番目の規模となりました。3財政の健全性・持続可能性を確保 県債の発行総額を抑制するとともに、有利な国制度(地方交付税措置)を可能な限り取り込み、実質的な県負担の軽減を図っています。また、中部横断自動車道に係る地方交付税措置額の増などにより、当初予算段階における財源対策のための基金の取り崩し額は、前年度より15億円減少しました。県債(臨財債を除く)の予算額と地方交付税措置R1.6R202,5002,0003,000政策的経費2,5012,7362,581(億円)H28~H30(平均)H23~H30(平均)R1.625%27%34%R20200100300400500(億円)38749813440513998歳入総額4,577億円地方交付税1,314億円 28.7%県 税918億円20.1%県 債560億円12.3%諸収入446億円9.7%国庫支出金534億円11.7%その他収入805億円17.5%歳出総額4,577億円教育費904億円19.7%その他支出66億円 1.4%公債費754億円16.5%土木費717億円15.7%民生費573億円12.5%農林水産業費 242億円5.3%商工費257億円5.6%警察費238億円5.2%衛生費168億円3.7%総務費317億円6.9%諸支出費341億円7.5%地方交付税措置率県債予算額地方交付税措置額※翌年度以降に国から財政的な手当がされるもの「県民一人ひとりが豊かさを実感できるやまなし」を目指して

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