ふれあい特集号vol63
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山梨の新たなブランド魚「富士の介」初出荷09ふれあい昆布締めの酢みそあえ、あぶりや軍艦のすし、県産野菜とのマリネなど、さまざまな調理法でアレンジされた富士の介の料理【問い合わせ先】 花き農水産課 TEL 055-223-1614 FAX 055-223-1609検索山梨 富士の介 初出荷式では、富士の介の応援団長を務めるさかなクンによる記念講演が行われました。さかなクンが描いた富士の介の絵、そして楽しいトークに会場は和やかな雰囲気に包まれました。「山梨の素晴らしい自然環境の中、きれいな水と、安全・安心な餌で愛情たっぷりに育てられた富士の介さんは、とてもおいしく育っています。山梨の皆さんの宝がまた一つ増えましたね」と笑顔で語ったさかなクン。「普段いただくサーモンと比べ、口の中にサラサラーと広がるほどよい脂と、とろけるような甘さがとても繊細で、箸が止まらないほどのおいしさ。ギョギョっとびっくり!!」と、富士の介の味わいに太鼓判を押しました。応援団長「さかなクン」も太鼓判●味に定評がある●育てにくく養殖されていない●餌をよく食べ、育てやすい●本県で古くから養殖されている画像提供:国立研究開発法人水産研究・     教育機構北海道区水産研究所希少で食材として評価が高いキングサーモンと本県で生産量第1位のニジマスを交配し、県水産技術センターが開発した本県オリジナルの魚で、両親の良さを併せ持っています。キングサーモンの血を引く魚は全国で唯一!きめ細かな身質、ほどよく乗った上品な脂、豊かなうま味が特徴の魚です。アスパラギン酸、グルタミン酸などのうま味成分がニジマスの約1.6倍!肉の色も鮮やかで、舌触りも良く、食味も優れています。おいしさの秘密(父親)キングサーモン(母親)ニジマス県水産技術センターが生産した卵から、加熱加工された餌で飼育し、肉色や鮮度保持の方法などの基準を満たしたものだけが「富士の介」として出荷されます。安全・安心な品質東京海洋大学名誉博士・客員准教授さかなクン東京都生まれ。幼少期から絵を描くことが大好き。魚に関する豊富な知識を持ち、講演、執筆、お魚情報の発信活動など幅広く活躍中。2010年、クニマスの生息確認に貢献した。2019年6月、富士の介の応援団長に就任。

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