ふれあい特集号vol63
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  08山梨の新たなブランド「富士の介」初出荷山梨の新たなブランド魚「富士の介」初出荷 キングサーモン(和名「マスノスケ」)とニジマスを交配し、約10年をかけて開発した本県オリジナルの養殖魚「富士の介」の初出荷式が10月2日、甲府市内で開催されました。長崎知事は、あいさつの中で「富士の介を全国に名をとどろかせるブランド魚に育て、多くの皆さんに富士の介を食べに山梨に来てもらえるよう取り組んでいく」と意気込みを語りました。また、富士の介の応援団長を務める東京海洋大学名誉博士で画家のさかなクンも参加し、富士の介の魅力をPR。出席した市場関係者や調理師、養殖業者らが振る舞われた料理を試食し、意見交換を行うなど、今後の富士の介のブランド力向上への期待が高まる機会となりました。富士の介の門出を祝うテープカット式には多くの来賓が出席し、富士の介の初出荷を祝った 清らかな名水に恵まれた本県は、全国有数の淡水魚の養殖産地であり、これまでも「甲斐サーモン」などのブランド魚を開発してきました。そして、このたび、日本で初めてキングサーモンとニジマスの交配を成功させて誕生した「富士の介」が初出荷されました。東京2020オリンピック・パラリンピックが間近に迫った絶好のタイミングで飲食店や鮮魚店などへの流通が始まり、山梨の新たなブランドの一つとして期待が高まっています。富士の介を食べに山梨に!富士の介の初出荷を祝ってさかなクンが描いたイラスト

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