ふれあい特集号vol63
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03ふれあい東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて東京2020オリンピック・パラリンピック代表 高校3年生の時に、東京でのオリンピック開催が決まってからは、代表になることを特に強く意識し、きつい練習も頑張ってきました。前回大会で代表になれなかった悔しさや、2018年にはけがをした苦しい経験をバネに、2017年と2019年の世界選手権では優勝することができました。特に東京オリンピックの代表を勝ち取った2019年の世界選手権では、今まで築き上げてきた自分のレスリングスタイルが通用したのがとてもうれしかったです。東京オリンピックで金メダルという目標をかなえるために、さらに精度を上げた練習を積み、準備をしていきたいです。ふるさと山梨の皆さんからの応援を力に、金メダルを取って最高の恩返しをしたいと思います。東京オリンピックで金メダルを最高の恩返しをしたい声援が溢れるホームでの試合が楽しみ生の姿を見てほしい 過去5大会、パラリンピックに出場しましたが、最高順位は4位ですので、2020年の9月4日は「メダル」だけを目指しています。これまではアウェーという環境の中で試合をしてきましたが、ホームの日本で行われる今大会は、時差や食事、暑さなど、慣れた環境で調整ができ、多くの日本の皆さんに応援をしていただきながら試合ができることは非常に楽しみです。きっと、手拍子の中でのジャンプは一生の思い出になると思います。 オリンピック選手は「身体」の限界に、パラリンピック選手は「心」の限界へ挑戦しています。山梨県民の皆さんには、ぜひ、アスリートの生の姿を見て応援していただきたいです。東京2020オリンピック出場内定カヌースプリント競技男子カヤックフォア500m 代表選手藤嶋 大規さん1988年5月23日生まれ 富士河口湖町出身自衛隊所属2012年ロンドンオリンピック出場2014年アジア大会カヤックペア200m金メダル「チームメートと共にメダルの獲得を本気で狙います」と抱負を語る藤嶋選手動画で見てみよう! 藤嶋大規さんのインタビュー山梨県の皆さん応援をよろしくお願いします。❶スマートフォンまたはタブレットに「aug!」のARアプリをダウンロード(無料)❷アプリを起動❸右の写真にかざすと、自動的に動画が再生されます。aug!(オーグ) 今回私は「男子カヤックフォア500メートル」で東京オリンピックの日本代表になりました。この種目は4人で一艇のカヌーに乗るため、一人でも息が合わないと調子が狂ってしまう難しさがあるので、コンビネーションが大切になります。しかし4人が一体となると、他の種目にはないスピードと迫力が出るところがとても魅力的です。 現在はオリンピックに向け、日々トレーニングをしています。ナショナルチームの練習拠点にはスプリントから長距離まで幅広い練習ができるコースがあり、新たなトレーニング施設も完成しました。充実した環境でオフシーズンにも精一杯練習しているので、シーズン本番を迎えたときに自分の体がどのように仕上がっているか楽しみです。東京オリンピックは私の集大成の舞台だと思っているので、最高のパフォーマンスを見せたいです。チームメートと共に強い気持ちで試合に臨み、メダルの獲得を本気で狙います。山梨県の皆さんにも、実際にカヌー競技を見ていただき、カヌーの迫力あるスピード感を楽しんでほしいと思います。応援よろしくお願いします!男子レスリング グレコローマン60キロ級代表選手文田 健一郎さんパラ陸上(走り高跳び義足T64)代表選手鈴木 徹さん山梨県勢選手Hiroki FujishimaKenichiro FumitaToru Suzuki1995年12月18日生まれ 韮崎市出身ミキハウス所属1980年5月4日生まれ 山梨市出身SMBC日興證券所属オリンピック初出場内定(   )パラリンピック6大会連続出場内定(     )写真:フォート・キシモト

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