ふれあい特集号vol63
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  02県民総参加で未来へつなぐ集大成の舞台で最高のパフォーマンスを見せたい東京2020オリンピック・パラリンピック 東京2020オリンピック・パラリンピック開催まで7カ月を切りました。山梨県では自転車ロードレースが開催されることもあり、東京の隣県であるという立地を生かして、これまでも機運醸成に向けたさまざまな取り組みを行ってきました。今回は、出場が内定した本県出身のアスリートの意気込みや、大会に向けてさらに勢いを増す県内各地の盛り上がり、この大会をきっかけに本県が未来へ守り継ぎたいものなどを紹介していきます。 2019年8月にハンガリーで開催されたカヌースプリント世界選手権の男子カヤックフォア500メートルでアジア勢で最上位となり、山梨県勢で第1号となる東京オリンピック日本代表に内定した藤嶋大規選手。2大会ぶり2回目のオリンピック出場となる藤嶋選手から今大会に懸ける思いを伺いました。県勢として初の出場内定!!東京2020大会に懸ける思いパラリンピック開催までオリンピック開催まで205日237日(令和2年1月1日現在)オリンピック自転車競技山梨県開催オリンピック ロードレース男子2020年7月25日[土]女子26日[日] 私がカヌーを始めたのは、小学校4年の時です。兄の影響で、地元、上九一色村(現・富士河口湖町)のカヌークラブに友人と一緒に入りました。目の前に富士山を望む自然豊かな精進湖で、伸び伸びと練習し、高校2年の時にジュニアの日本代表に選ばれ、3年の時に国体で優勝するなど経験を積みました。そうした中で、いずれはオリンピックに出たいという思いが芽生えてきました。夢がかない、2012年のロンドンオリンピックへの出場を果たしましたが、今思うと、この時は出場できたということで満足していた部分もありました。2016年のリオデジャネイロオリンピックの出場を逃した悔しい思いを晴らすためにも、東京オリンピック出場を目指してきたのです。ナショナルチームの練習拠点、石川県小松市の木場潟カヌー競技場で練習に励む藤嶋選手

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