ふれあい特集号vol63
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梨だからこそ、素晴らしい淡水魚が育まれるんですね。知事 全国で唯一キングサーモンの血を引く富士の介のような品質の高い魚を本県で養殖できるのは、豊富で清らかな水資源があるからです。さかなクン まさに魔法の水ですね。三浦 その水を使って養殖される最高の魚を開発したい、そういう思いで私たちは研究を重ねてきました。富士の介の開発に当たっては「サケの王様」といわ知事 富士の介初出荷式では、応援団長として盛り上げていただき、ありがとうございました。おかげさまで、富士の介の知名度を一気に上げることができました。さかなクンには、西湖でのクニマスの発見にも貢献していただき、本県との浅からぬ縁を感じています。さかなクン ありがとうギョざいます。感激です!知事 山梨では古くからニジマスなどの淡水魚の養殖が盛んで、それが今回の富士の介の開発にもつながりました。さかなクンは本県の養殖業についてどのような印象をお持ちですか?さかなクン 小さい頃、家族と山梨に旅行に来ました。幼心にも山梨の自然の素晴らしさは強く印象に残りました。豊かな自然ときれいな水に恵まれた山「富士の介」のブランド化の推進に向けて  10三浦正之 さかなクン 長崎幸太郎山梨県知事東京海洋大学 名誉博士・客員准教授水産技術センター 忍野支所 県が約10年をかけて開発した、新ブランド魚「富士の介」の出荷がスタートし、本県の養殖業のさらなる発展が期待されています。こうした中、長崎知事、富士の介の応援団長を務めるさかなクン、富士の介の開発に携わった県水産技術センターの三浦主任研究員が、富士の介の魅力と可能性について語り合いました。山梨の名水=魔法の水が育むいいとこ取りの富士の介

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