ふれあい特集号vol.61
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06県負担額の大幅削減の実現について発表する長崎知事富沢IC〜六郷IC(新直轄方式区間) 県負担額164億円↓1億円に削減(仮称)長坂JCT〜八千穂高原IC 事業化へ大きな一歩月の就任以降、あらゆる機会を捉えた国への要望活動など、働き掛けを強めてきた結果、長坂から八千穂間について、6月28日に事業者である国土交通省から事業化の前段階となる環境影響評価(環境アセスメント)の方法書(案)が提出されました。これにより、同区間の都市計画決定と、環境影響評価の手続きがスタートします。県では今後、方法書(案)を公開し、地域住民への説明を行います。住民意見は知事の意見と共に国へ報告し、環境影響評価に反映されることになります。国家規模のプロジェクトがついに前進し「日本の未来を切り拓く地・山梨づくり」に向け、大きな一歩を踏み出しました。今後も全線開通の早期実現を目指していきます。2群馬県埼玉県長野県東京都静岡県山梨県神奈川県佐久小諸JCT海老名南JCT新清水JCT八王子JCT伊勢原JCT海老名JCT鶴ヶ島JCT御殿場JCT双葉JCT清水JCT大月JCT高崎JCT藤岡JCT富沢IC八千穂高原IC下部温泉早川IC下部温泉早川IC富士吉田IC須走IC身延山IC身延山IC六郷IC六郷IC中富IC中富IC南部IC御殿場IC秦野IC伊勢原大山IC富士吉田南 スマートIC(仮称)談合坂スマートIC(仮称)甲府中央スマートIC(仮称)新東名高速道路新東名高速道路中央自動車道上信越自動車道北関東自動車道東富士五湖道路関越自動車道中央自動車道・富士吉田線 東名高速道路中部横断自動車道中部横断自動車道首都圏中央連絡自動車道(圏央道)凡 例供用区間整備中区間自動車専用道路等基本計画区間供用区間整備中区間基本計画区間中部横断自動車道 下部温泉早川IC(提供:国土交通省)中部横断自動車道 前進!中部横断自動車道 前進!日本の未来を切り拓く地山梨づくりに向け日本の未来を切り拓く地山梨づくりに向け 2020年中の全線開通を目指して整備を進めている富沢IC〜六郷ICの県負担額の大幅削減が実現しました。また、唯一残された、(仮称)長坂JCT〜八千穂高原ICについても、事業化へ向けた手続きがスタートします。部横断自動車道の新直轄方式区間の県負担額は、トンネル工事の難航や工期延長などにより、約32億円から約164億円に膨らみ、小規模県である本県にとって極めて大きな負担となっていました。長崎知事は就任以降、山間部が多く、工事区間に占めるトンネルや橋の割合が7割もあること、軟弱な地盤などの影響で工事が難航していることなど、本県の実情を国へ訴え、県負担額の削減について要望活動を重ねてきました。その結果7月1日、本県の主張が国に受け止められて、地方交付税の算定方法が見直され、交付税措置の大幅な拡充がなされることになりました。知事の最優先公約の実現に伴い、約164億円の実質的な県負担額はほぼ解消し、約1億円にまで削減される見込みとなり、本県の財政に非常に大きな効果をもたらします。中環境影響評価、都市計画決定の手続きに着手する区間国土交通省施行区間(新直轄方式区間)(仮称)長坂JCT県負担額164億円↓1億円県負担額164億円↓1億円

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