ふれあい特集号vol.61
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  10 日本有数の山岳県である本県は、山や森林が育む水や空気、多様な生態系、山岳景観、自然豊かな住環境などを有しています。その魅力を広く発信し、より多くの方に山梨の山や森林に親しむ機会を提供し、山の恩恵を実感してもらえるよう、県では『やまなしで過ごす「山の日」』事業を実施しています。やまなしで過ごす「山の日」とはやまなしで過ごす「山の日」とは北岳8月11日は山の恵みに感謝する「山の日」 本県は富士山をはじめ、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父連峰など、四方を山々に囲まれ、県土の78%を森林が占める素晴らしい自然環境に恵まれています。この自然からもたらされる恩恵は、県民が永続的に享受できなくてはなりません。そこで、県では平成9年に自然との共生社会の構築を目指し『やまなし「山の日」』を定めました。また、全国に先駆けて「山の日」が国民の祝日となるように、国や他の都道府県に働き掛けてきました。こうした活動が実を結び、平成28年に国民の祝日「山の日」 が制定されました。それを契機に、県では『やまなしで過ごす「山の日」』事業をスタートしました。この事業は、「山に親しむ」「山に学ぶ」「山と生きる」という三つのコンセプトの下、県民はもとより、県外の方々に対しても「山の日」の意義や山梨の山や森林、それらから生み出される自然の恵みや美しい山岳景観などの魅力を発信しています。 具体的には、毎年8月11日の「山の日」を中心に、国や市町村、関係団体と連携を図りながら、県内各地で登山やトレッキング、キャンプ、木工体験などのイベントを実施しています。今年は『第4回「山の日」 記念全国大会』を本県で開催し、全国の皆さんに、本県の山や森林の魅力を実感していただく絶好の機会を迎えています。帶金 伸至主任森林環境総務課

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