ふれあい特集号vol60(デジタルブック版)
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知って、伝えて、広めよう「やまなしの食」山梨県認証制度によるシカ肉「やまなしジビエ」やまなしの新たなブランド魚「富士の介」15ふれあい【問い合わせ先】 畜産課 TEL 055-223-1605 FAX 055-223-1609「Y│wine」(東京・日本橋)を会場に、やまなしジビエと富士の介の特徴を生かした料理と、各料理に合わせた県産ワインを提供。新しいブランド食材の誕生の背景や、食材とワインのマリアージュを紹介しました。 田崎さんからは「シカ肉は処理の仕方で味が変わるが、やまなしジビエのシカ肉は適切に処理されているので臭みがなく、非常に上質で、きれいな赤身」「シカは骨などから素晴らしいスープもとれる」「富士の介は、キングサーモンより少なめの適度な脂と、ニジマスの良さである緻密で繊細な味わいがちょうど良いバランス」といった解説がありました。料理とワインを堪能した参加者からは「ジビエという食材に魅力を感じた。お客さまにぜひ提供してみたい」「富士の介は脂の乗り具合や舌触りが良く、色合いも鮮やかなので、山梨のブランド食材として将来性があると感じる」「真空パックにすればギフトとしての展開も期待できる」など、高い評価を得ました。 ニホンジカの生息数が増大する中で、捕獲したニホンジカを天然資源と捉え、食肉として活用するために、県では「やまなしジビエ認証会議」を設置し、 安全・安心を担保する仕組みとして、平成29年度に「やまなしジビエ認証制度」を創設。厳正な審査を経て、現在県内4カ所の施設で処理されたシカ肉が認証されている。適正に処理されたシカ肉とその加工品には認証マークの使用が許可される。 水資源に恵まれた山梨は、淡水魚の養殖に適しているため、ニジマスは全国3位、その他のマス類は全国2位の生産量を誇っている。今回、県水産技術センターが新たに開発した「富士の介」は、希少で食材として評価が高いキングサーモンと養殖に適した性質を持つニジマスを交配した新魚で、2020年ごろの流通開始が予定されている。「富士の介」の名称は、日本最高峰の富士山とキングサーモンの和名「マスノスケ」を重ね、山梨県を代表する魚に育ってほしいとの期待を込めて命名された。わいわい【問い合わせ先】 花き農水産課 TEL 055-223-1614 FAX 055-223-1609検索富士の介検索やまなしジビエ営業時間 ランチ  月~金/11:30~14:30     ディナー 月~金/17:30~22:00定休日 土曜日・日曜日・祝日東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル2FTEL 03-3527-9185レストラン「Y-wine」(わいわい)ニジマス育てやすい富士の介おいしくて育てやすいキングサーモン(マスノスケ)脂が乗っておいしいやまなしジビエ認証マークSoul Food

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