ふれあい特集号vol59(デジタルブック版)
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03ふれあいみんなで考える 山梨の未来「働き、暮らす場」として山梨を選択肢の一つに考えてみる「かつて、山梨の主力産業であった生糸産業は、近代日本を支えてきました。そして、今、山梨の経済をけん引している機械電子産業は、日本の主力産業となっているのです。山梨県人は、昔から『先読み力』がとても高かったといえます」と岡本さん質疑応答では、山梨の農業の可能性や、製造業において文系出身者はどのような活躍ができるかなど、将来、山梨で働くことを視野に入れた積極的な質問がありました動画で見てみよう! 若者座談会のインタビュー❶スマートフォンまたはタブレットに「Layar」のARアプリをダウンロード(無料)❷アプリを起動❸右の写真にかざした後、タップすると動画が再生されます。Layar(レイヤー) 「山梨は豊かな自然環境に恵まれた地でありながら東京圏からも近く、将来的には東京から大阪までのリニア沿線を網羅する7千万人超の都市圏に含まれることになります。また、移住地としても大きなポテンシャルを秘めていて、NPO法人ふるさと回帰支援センターの移住希望地ランキングでも全国トップレベルの人気があります。『山梨には、な〜んにもないじゃん』という声を耳にしますが、地元の人にとっては当たり前のことでも、外から見れば素晴らしいと感じられる魅力がたくさんあるのです。ですから、『ないものねだり』ではなく『あるもの探し』をすることが大切だといえます。ぜひ、皆さんには、山梨の良さや山梨の企業を知っていただき、自分の価値観と照らし合わせて、将来を見据え『働き、暮らす場』として山梨を選択肢の一つに考えてみてください。もし将来、県外や海外に出たとしても山梨で生まれ育ったことを誇りに思い、ふるさと山梨の素晴らしさを発信し続けてほしいと思います」と、山梨を愛する岡本さんは話しました。 座談会終了後、生徒たちに感想を聞くと「薬剤師、弁護士などなりたい職業は決めているが、山梨で働くことは考えていなかった。でも、今日、岡本さんの話を聞き、山梨で働くことも選択肢として考えていきたい」と、語ってくれました。山梨の未来はまかせて!

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