ふれあい特集号vol.58(デジタルブック版)
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災害に強い山梨を目指して03ふれあい消防防災ヘリコプター新「あかふじ」への期待山岳救助を目的とした、新「あかふじ」による本番さながらの救出救助訓練(韮崎市清哲にある訓練場にて)動画で見てみよう! 消防防災航空隊の救助訓練❶スマートフォンまたはタブレットに「Layar」のARアプリをダウンロード(無料)❷アプリを起動❸下の写真にかざした後、タップすると動画が再生されます。Layar(レイヤー) 航空隊は、県職員である運航管理監をはじめ、県内10消防本部から派遣され救助の任務に当たる隊員8名、そのほか運航委託している株式会社ジャネットの操縦士2名、整備士3名、運航担当者1名の計15名で構成され、おのおのが強い使命感を持って職務に臨んでいます。隊員は互いに命を預け厳しい訓練を乗り越え、その中で信頼関係とチームワー 標高の高い山々に囲まれている本県では、山岳救助に関する出動が最も多くなっています。私たち航空隊は、何かあれば全力で皆さんを助けたいという気持ちを持っていますが、登山者の方々にはしっかりと健康管理を行い、装備を整え、自分の体力と技術に合ったプランで行動してほしいと思っています。大切なのは「絶対無理をしない。自分の命は自分で守る」という心構えです。 今回導入した消防防災ヘリコプター新「あかふじ」は、航続距離や、ホバリング性能、視認性などがこれまでの機種と比べ向上しているので、山岳現場での救助率の向上が期待できます。 私たち航空隊一同はこれからも、県民の安全・安心を守っていきます。クを培っています。実際の現場では何が起こるか分かりません。ですから、山岳遭難、山林火災などさまざまな災害を想定して日々訓練を重ねています。山での遭難者などの吊り上げ救助では、けがの重症度や気流の変化など、場面、時間、天候に応じた救助資器材を用いて訓練を行い、あらゆる事態に迅速に対応できる体制を整えています。皆さんを空から守ります!

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