ふれあい特集号vol.56(デジタルブック版)
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23イベント情報県立施設の最新情報をお届けEVENTye県立4館(美術館・文学館・博物館・考古博物館)は小・中学生、高校生などの観覧料が無料です。取材のため下部温泉を訪れた井伏鱒二 1966(昭和41)年5月愛されて40年 『100万回生きたねこ』佐野洋子の世界展 県立美術館甲府市貢川1-4-27TEL 055-228-3322 FAX 055-228-3324開催期間/4月21日(土)~6月17日(日)観覧料/一般1,000円 大学生500円※各種割引などあり。詳しくはお問い合わせください。甲府市貢川1-5-35TEL 055-235-8080 FAX 055-226-9032県立文学館県立博物館笛吹市御坂町成田1501-1TEL 055-261-2631 FAX 055-261-2632 世代を超えて読み継がれ、平成29年に出版40周年を迎えた、佐野洋子作の絵本『100万回生きたねこ』。 本展では、その原画(特別出品)を中心に、そのほかの代表的な絵本の原画、エッセイの原稿、女性や猫などを描いた銅版画作品合わせて約100点を展示します。絵本作家・エッセイスト・画家である佐野洋子(1938~2010)のユニークで豊かな世界をお楽しみください。開催期間/~5月14日(月)観覧料/一般500円 大学生250円※各種割引などあり。詳しくはお問い合わせください。企画展 芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師開催期間/4月28日(土)~6月17日(日)観覧料/一般320円 大学生210円※各種割引などあり。詳しくはお問い合わせください。 月岡芳年は、江戸から明治にかけて日本が激動する時代に活躍した浮世絵師です。浮世絵の需要が失われつつあった当時において最も大成した絵師である芳年は、幅広い画題を手掛け後世に多大な影響を与えました。 本展では、世界屈指の芳年コレクターとして知られる西井正氣氏所蔵作品のうち、代表作を展示するほか、山梨で発見された芳年作の肖像画など、山梨と芳年との関わりを示す作品も併せて紹介します。ふれあいい ぶせます じよし とし『100万回生きたねこ』作・絵:佐野洋子(講談社 刊)「月百姿 吉野山 夜半月 伊賀局」1886(明治19)年「義経記五條橋之図」1881(明治14)年23特設展 生誕120年 井伏鱒二展 旅好き 釣り好き 温泉好き 『山椒魚』『ジョン万次郎漂流記』『黒い雨』などの名作を残し、昭和期の日本文学を代表する作家・井伏鱒二(1898~1993)。その生誕120年を記念し、本展では、小説の取材や趣味の川釣りのため訪れた下部温泉・増富ラジウム温泉・富士北麓、疎開した甲府など県内各地に残した鱒二の足跡や、俳人の飯田蛇笏・龍太親子との交流を、原稿、書簡、書画などの資料を通してたどります。「あの山は誰の山だ どつしりとしたあの山ハ」軸装 (個人蔵 山梨県立文学館寄託資料)

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