ふれあい特集号vol.55(デジタルブック版)
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23イベント情報県立施設の最新情報をお届けEVENTye県立4館(美術館・文学館・博物館・考古博物館)と富士山世界遺産センターは小・中学生、高校生などの観覧料が無料です。田中冬二が愛用したベレー帽と眼鏡開館40周年記念コレクション企画展 山梨県立美術館物語 40年間のストーリー & ヒストリー県立美術館甲府市貢川1-4-27TEL 055-228-3322 FAX 055-228-3324開催期間/1月2日(火)~3月4日(日)観覧料/一般510円 大学生210円※各種割引などあり。詳しくはお問い合わせください。甲府市貢川1-5-35TEL 055-235-8080 FAX 055-226-9032県立文学館県立博物館笛吹市御坂町成田1501-1TEL 055-261-2631 FAX 055-261-2632 1978(昭和53)年に開館した山梨県立美術館は2018(平成30)年で40周年を迎えます。本展では、当館の歩みを、行事やイベントを記録した貴重な写真資料などを通して振り返るとともに、40年の間に開催してきた特別展や教育普及事業も紹介します。また、「私の愛する作品たち」のコーナーでは、来館者などに行ったアンケートで選ばれた所蔵作品を、寄せられたコメントと併せて展示します。開催期間/1月2日(火)~2月26日(月)観覧料/一般510円 大学生210円※各種割引などあり。詳しくはお問い合わせください。シンボル展 よみがえる! 甲府道祖神祭り開催期間/1月20日(土)~3月21日(水・祝)観覧料/無料 江戸時代、甲府城下では、甲斐国随一の道祖神祭りが催されていました。しかし、明治初期に祭りは突然中止され、その後、行われることはありませんでした。本展では、道祖神祭りに飾るために歌川広重が描いた幕絵を公開します。さらに、近年、甲府の商家・十一屋で発見された幕末期の祭礼用具も初公開します。146年の時を経て、祭りの華やぎが博物館でよみがえります。ふれあいほうえいふゆ じ石井精一《畳の記憶(A)》1975年制作 油彩・麻布(山梨県立美術館蔵)ジャン=フランソワ・ミレー《種をまく人》が報道陣の前に初公開された時の様子1978年10月18日甲府道祖神祭幕絵「東都名所目黒不動之瀧」(部分)(山梨県立博物館蔵)新たに十一屋で発見された資料の一つ、見事な彫りを施した「登り龍」(山梨県立博物館蔵)23新収蔵品展 ブンガク玉手箱太宰治・田中冬二・辻邦生・野尻抱影・山本周五郎ほか 太宰治が甲府の下宿先や石原美知子と結婚後の新居から知人に送った手紙、「冥王星」の名付け親として知られ星に関する数々のエッセイを発表した野尻抱影の自筆原稿、奈良田や富士北麓など県内各地を訪れ人々の暮らしや自然を詩に詠んだ田中冬二の愛用品など、新たに収蔵した資料約70点を展示します。それぞれの個性が際立つ文学資料の魅力をお楽しみください。太宰治が結婚後の新居から知人に送った手紙

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