ふれあい特集号vol.47(デジタルブック版)
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03ふれあい連携授業で学んだことや農業への思い、将来の夢。山梨の農業を支えていく若い力に萩原さんがインタビューしました。将来を見据え農業と向き合う学生たち元気いっぱい、山梨の農業!! 「これから高校生と一緒に白菜を収穫します。まずは僕がやるので、まねしてください」。園芸学科2年の浅川さんは、慣れた手つきで高校生に収穫方法を教えています。萩原さんも大きな包丁を手に立派な白菜を収穫。うれしそうに両手で抱え上げました。収穫作業を終えた学生たちの顔には、光る汗が。その表情は、農耕者としての誇りと収穫の喜びで輝いていました。 農業の魅力は、自分が注いだ愛情に、野菜たちが応えてくれること。大きく味の良い作物が取れたときは、頑張って良かったなと思います。農大では、志を同じくする大切な仲間ができました。卒業後は実家で父と一緒に農業をやります。ここで学んだことを生かして、新しい品種や珍しい品種を取り入れるなど、時代に合わせた作物を育てていきたいですね。浅川 楓斗さん 農大で学ぶことで、視野が広がり、夢が膨らんだ半面、自分が怠けると、すぐにその結果が出てしまう怖さも学びました。卒業後は野菜を作る傍ら、野菜ソムリエの取得に挑戦し、将来的には野菜をお菓子やジャムに加工して、野菜のおいしさをいろいろな形で伝えていきたいと考えています。小山愛実理さん園芸学科2年園芸学科2年農業大学校農業大学校高校生に白菜の収穫方法を教える浅川さん人生初の山芋掘りに挑戦。パイプを使って育てた山芋は真っすぐトラクターに乗る小山さん。農大には練習コースがあり、農耕車の運転免許が取得できる 植物を育てることが好きなので、農林高校に進学しました。一生懸命世話をすれば、立派な作物が収穫でき楽しい反面、天候が悪くても日々の手入れを怠ってはいけないなど、厳しい面も知りました。連携授業では、高校よりもさらに専門的なことまで丁寧に教えていただけるのでとても勉強になります。桑原 理紗さん 農大での連携授業では、先輩たちが優しく教えてくれます。知識も技術もある先輩たちの姿に、僕もこんなふうになりたいと夢が膨らみ、農大進学を決意しました。実家は非農家ですが、農大卒業後には、早川町で畑をしている祖母の跡を継ぎ、農地を広げながらジャガイモを中心に栽培していきたいです。斉藤 龍土さん農林高校3年農林高校3年動画で見てみよう! ハギトモさんの農大リポート若い力が育っています!❶スマートフォンまたはタブレットに「Layar」のARアプリをダウンロード(無料)❷アプリを起動❸右の写真にかざした後、タップすると動画が再生されます。Layar(レイヤー)

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