ふれあい特集号vol.46(デジタルブック版)
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08 成人の8人に1人がかかっていると推計されている慢性腎臓病(CKD)。重症化すると透析が必要になることもあります。県では、腎機能障害の早期発見、早期受診につなげるため、CKD対策を強化しています。CKDを正しく理解して、健やかな毎日を過ごしましょう。 あなたの腎臓は大丈夫?〝CKD〞を正しく理解しましょう あなたの腎臓は大丈夫?〝CKD〞を正しく理解しましょう●自覚症状がありません!CKDの初期には、ほとんど自覚症状がありません。それがCKDの怖い ところで、患者が増えている原因です。貧血、疲労感、むくみ、夜間尿な どの症状が現れたときには、かなり進行している恐れがあります。●どんな状態? 次のいずれか、または両方が3カ月以上続いた状態です。 ◇ タンパク尿など腎臓に異常がある ◇ 推算糸球体ろ過量(eGFR)が60未満に低下している   ※推算糸球体ろ過量(eGFR):腎臓の機能を表す指標●放っておくと透析が必要になることも・・・腎機能がある程度まで低下してしまうと、正常な腎臓に戻ることはなく腎不全となり、透析や腎移植が必要になる危険性があります。透析は一生続けなければなりません。●こんな方は要注意!高齢者、高血圧・糖尿病・肥満などの生活習慣病のある方、健康診断でタンパク尿が出たことがある方、たばこを吸う方、腎臓病の家族がいる方などが、かかりやすいといわれています。CKDを知っていますか?

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