ふれあい特集号vol.45(デジタルブック版)
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神などが目に入るようになりました。地域の人がその土地の文化も含めて古くから伝わるものを大事にしていることが、すてきだなと思いました。地元への愛、温かみを感じますね。知事 山梨には各地域に埋もれている貴重な資源がまだまだあります。そこに光を当て、磨いていくことが行政の仕事だと考えています。例えば、桃の花が咲き誇る桃源郷の景色は、わずか2週間しか見られません。現在関係市と連携して山梨にしかないこの素晴らしい景観を世界農業遺産に登録する取り組みを進めています。北川 より多くの方に知ってもらうことが重要ですよね。私は旅行する際、現地のホームページやブログを見ますが、そこに掲載されている写真に魅せられて行く場所を決めることもよくあります。山梨ならではの豊かな自然や温泉、ワインやフルーツなどの特産品を、もっと視覚的にアピールしていくといいですね。知事 まずは魅力的な情報をタイムリーに発信していくことが大事ですね。そして発信した情報をきっかけに実際に山梨を訪れ、「見て・食べて・体験してもらう」といった行動につながる仕組みづくりを進めていきたいと思います。 また、リニア中央新幹線の開通も大山梨の魅力を満喫できる仕組みづくりを03ふれあいきなインパクトですが、北川さんは山梨がどのように変わっていくと思いますか。北川 首都圏や関西圏からのアクセスが良くなり、山梨に滞在できる時間が増えますよね。その時間を有効に活用するための交通手段の整備や県内周遊ツアーが充実してくるといいなと思います。特に外国の方は、体験ツアーが好きなので、そういったツアーも組み込まれていると思い出に残るのではと思います。「輝き あんしん プラチナ社会」実現に向けてご主人の本家にあった古い蔵を新居に改築し、一家4人で暮らしている。リビングの窓からは、山の稜線(りょうせん)や盆地、そして遠方には富士山も眺めることができる対 談北川えり後藤 斎山梨県知事タレントEri KitagawaHitoshi Goto

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