ふれあい特集号vol.45(デジタルブック版)
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知事 東京圏に隣接しながら水と緑の宝庫である山梨は、今年2月NPO法人ふるさと回帰支援センターが発表した「田舎暮らし希望地域ランキング」で1位になりました。でもそれは住んでみたいという希望であり、希望者をどう受け入れるかという地域づくりが大切だと思っています。住んでみて初めて見えることがあると思いますが、3年間暮らしてきた中で感じている山梨の魅力は何でしょうか?北川 自然や景観はもちろんですが暮らしてみると、古い建物や蔵、道祖  02知事 北川さんは3年前に山梨に移住されたとのことですが、きっかけは、何だったのですか。北川 2011年の春に牧丘にある主人の父の本家跡に遊びに来た時、家の前に咲く桜の木と、盆地を桃の花が彩る美しい景色を見て、いい所だなと実感したのがきっかけです。それまで東京や横浜で暮らしていましたが、東日本大震災の直後で、震災を機に将来のことや、その時お腹にいた長男のことも考えていたので、主人と「ここに住んでみようか」という話になり、翌春には移住しました。山梨ならではの景観住んでいる人の地元への愛着 県では「輝き あんしん プラチナ社会」の実現に向け、県政運営の方針となる「総合計画」の暫定版を策定しました。中でも、重要な課題の一つである定住促進や子育て支援は、県民と気持ちを合わせ一体となって取り組んでいくことが必要です。そこで、2012年に家族で山梨に移住したタレントの北川えりさんに、山梨の魅力や山梨での子育て、山梨の未来への期待などを後藤知事と語っていただきました。「輝き あんしん プラチナ社会」実現に向けて

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