ふれあい特集号vol.44(デジタルブック版)
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10住み慣れた地域で暮らし続けるために・・・正しく理解し、みんなで支える認知症 認知症は、脳の病気による記憶障害や理解・判断力の障害などのため、日常生活や社会的な活動に支障が出る状態のことです。厚生労働省の推計では、65歳以上の高齢者のうち認知症の人は、2012年時点で7人に1人。2025年には5人に1人に増加すると見込まれています。今や誰もがなる可能性があると言え、他人事ではありません。 不安や苦しみ、介護の負担などを抱える認知症の人と家族を、地域から孤立させることのないよう、認知症を正しく理解し、見守り支えていきましょう。早期発見・早期対応が大切 早期に発見して早期に対応すれば、認知症の進行を遅らせることにもつながりますが、本人や家族が「認めたくない」「周りに知られたくない」と思うあまり、症状が進んでから病院などを受診することになりがちです。相談は 山梨県認知症コールセンターへ 経験豊富な相談員が、さまざまな悩みをお聴きします。早期発見や適切な医療・介護サービスなどに向けたアドバイスも行います。・もしかして認知症?(思い当たることがある) ・介護の悩みを聞いて! (気持ちを楽にしたい)・利用できるサービスは? 相談は経験豊富な相談員が、さまざまな悩みをお聴きします。早期発見やチェック認知症●加齢による物忘れとは違う●中心となる症状は「ひどい物忘れ」(記憶障害) ・出来事や行為の一部ではなく、全部を忘れてしまう ・日付、時間、場所、人物などが分からなくなる ・同じことを何度も繰り返す など【相談日時】 月~金曜日(年末年始、祝日除く)午後1時~5時【相談員】 月・水曜日:認知症高齢者の介護経験者      火・木・金曜日:保健師・看護師などTEL 055-222-7711秘密厳守

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