ふれあい特集号vol.43(デジタルブック版)
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05開通効果を自ら引き寄せる! 〜中部横断自動車道沿線活性化の取り組み〜ふれあい 南部区間の開通を間近に控える中部横断自動車道。観光・交流・物流面などで沿線地域への大きな効果が期待されています。 「外から多くの人が訪れたいと思う魅力づくりが必要」との共通認識の下、開通のメリットを地域の活性化に最大限生かしていくために、交流・販路の拡大などを目指すさまざまなプロジェクトを立ち上げて、地域住民・関係団体・県などが一体となった取り組みを進めています。 【問い合わせ先】 道路整備課 TEL 055-223-1686 FAX 055-223-1693 南アルプスの自然がもたらす癒やしや安らぎを地域活性化に生かすため、登山道などの再整備、登山・自然ガイドの育成、新しいスポーツであるスラックラインなどを取り入れた森林体験プログラムによって地域の知名度を高め、南アルプスエリアのファンづくりを進めています。 歴史と文化、自然に恵まれた峡南地域。その風土に育まれた特産の食材(大塚にんじん、甲斐あかねます、ベーコン、あけぼの大豆、たけのこ など)をふんだんに使用した弁当「こしべんと」を開発。地域に新たな食の魅力が加わりました。 中部横断道の開通を大きなチャンスと捉え、まずは身延を知ってもらうきっかけとなるよう、フェイスブックで久遠寺の御会式の様子などを発信したり、身延山・七面山トレイルラン「修行走」などのイベントも企画しています。 地域活性化のためには、この地域にどれだけ長い時間滞在してもらえるかが大切です。地域のみんなで知恵を出し合って魅力あるまちづくりに取り組むとともにより積極的な情報発信に努めたいと思います。子どもたちがこの町に生まれたことを誇りに思えるよう頑張っていきます!身延山・七面山トレイルラン「修行走」古くからの身延巡拝の道をそのままコースとし、聖地身延の霊気を感じながら走るトレイルラン。新たな身延山の魅力を創出して滞留型観光を推進しています。 四季折々の富士川の景観や周辺の観光名所などを楽しんでもらえるサイクルツーリズムエリアを創設。モデルコースの設定やサイクルマップの作成など、サイクル環境を整えています。さらに、日本人として戦後初めてツール・ド・フランスに参戦した今中大介さん(甲府市在住)の協力を得て、平成25年から「ツール・ド・富士川」を開催するなど、交流人口の拡大による地域活性化に取り組んでいます。こしべんと開発・普及プロジェクト南アルプス・ネイチャー王国プロジェクト企画課 TEL 055-223-1437 FAX 055-223-1320身延町商工会青年部長 畑野 顕さんあきら富士川流域サイクルエリア創設プロジェクトお え しき建設中の中部横断道の下を通り抜ける今中大介さん建設中の中部横断道の下を通り抜ける今中大介さん南アルプスフロントトレイルの登山南アルプスフロントトレイルの登山スラックライン山梨のみちづくり検索中部横断活性化 検索中部横断道の開通で身延の町が活気づくよう魅力を発信していきます

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