ふれあい特集号vol.43(デジタルブック版)
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ふれあい また、地域の商店とコラボして自分たちでフェアトレードの商品を販売するなど、発展途上国を支援するイベントへ参加。さらに韮崎市で開催された「穴山町サンマ祭り」をはじめとした東日本大震災からの復興支援イベントにもボランティアとして参加しています。 国際的な課題から身近な地域の課題まで、その解決のため地域に飛び出し、自分たちにできることから挑戦している学生たち。「アイデアは人とのつながりから生まれてきます」。多くの人と触れ合うことの重要性を学んだ彼らの瞳は、真っすぐに未来を見つめています。15 山梨大学 生命環境学部支援課 TEL 055-220-8807 FAX 055-220-8809 メニューを考え、試作をするのは時間も手間もかかりますが、楽しいです。これからは地域の皆さんにも自分たちの思いを伝え、善意の輪を広げていきたいと思います。環境科学科1年 杉山早椰香さん国際協力は身近なことから始められると伝えたい 人と触れ合うことが好きなので、サンマ祭りで穴山町の皆さんや、被災地気仙沼から来てくださった皆さんとお会いできてとてもうれしいです。サンマ祭りが気仙沼の方たちをはじめ、たくさんの人の笑顔につながってほしいです。生命工学科1年 雨宮早紀さん被災地東北とのつながりに人の温かさを感じます 学生からの提案メニューを、食堂で提供できるメニューにするための助言をしています。『Table for two』の活動を浸透させるため、定番メニューを作り、学内外に発信できれば理想的だと思います。山梨大学生協食堂 店長 棚橋哲也さん学生たちの力と可能性を感じています 県外出身ですが、ボランティアに参加して出会った人との触れ合いを通して山梨の人の温かさを知りました。学生と地域のつながりはまだ少ないと思うので、これからもイベントなどを通じてつながりを深めていきたいです。環境科学科1年 増田 陸さん地域とのつながりを深めていきたい 若い人たちが地域に目を向け自分の関心領域を広げていくことは、とても良いことです。彼らの熱意を発揮するための場を一緒につくり、見守っていきたいと思います。穴山町サンマ祭り実行委員会事務局長 清水俊弘さん 被災地から離れていてもできることがある、また震災を忘れてはいけないと学生さんにも感じてほしいです。同時に少子高齢化など地域が抱える問題にも目を向けてくれることに期待をしています。穴山町サンマ祭り実行委員会会長 伊藤正大さん学生さんたちの活躍は、地域に活力を与えてくれています検索山梨大 生命環境学部東日本大震災被災地応援企画「穴山町サンマ祭り2014」にボランティアとして参加。学生との交流が、この地域を元気づけることにもつながっている。 【問い合わせ先】

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